ダイエット注射、体重も減るが…「これ」が完全に変わる?

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GLP-1薬剤使用後の買い物かごの変化…超加工食品・外食消費が目に見えて減少

GLP-1系薬剤が食欲抑制にとどまらず、食品消費全般を変える効果をもたらすという調査結果が出た。写真=ゲッティイメージバンク

体重減少のために処方されるGLP-1系薬剤が食欲抑制にとどまらず、食品消費全般を変えているという調査結果が出た。薬剤使用後、家庭の買い物かごと外食支出が同時に減少し、特に超加工食品消費の減少が顕著であるという分析だ。

アメリカの数万世帯の実際の購入記録を基にした今回の研究は、昨年12月に学術誌《マーケティングリサーチジャーナル(Journal of Marketing Research)》に発表された。研究チームはGLP-1薬剤使用の有無を追跡したアンケート資料を家計取引データと結びつけ、薬剤使用前後1年間の消費変化を比較した。

食品・外食支出の伴う減少

分析結果、GLP-1薬剤使用を開始した世帯は6ヶ月以内に食品支出が平均5.3%減少した。所得上位世帯では減少幅が8.2%とさらに大きかった。外食も例外ではなかった。ファーストフード店、カフェ、クイックサービスレストランの支出は約8%減少し、薬剤使用が家庭内外の食事消費に影響を与えたことが示された。

消費が減少した主要品目は超加工食品

消費が減少した主要品目はカロリー密度の高い超加工食品だった。塩味のスナック消費が10.1%減少し、甘いおやつ・菓子類・クッキーも同様の減少傾向を示した。パン、肉、卵などの基本食品群でも全般的な支出減少が観察された。

逆に消費がわずかに増加した品目もあった。ヨーグルトが最も大きな増加を示し、新鮮な果物・栄養バー・肉乾など一部のカテゴリーだけが例外的に消費が増えた。

効果が持続、薬剤中断すると元の方向に戻る

食品需要の変化は薬剤使用初年度までかなりの部分が維持されたが、6ヶ月以降はやや緩和する傾向を示した。特に薬剤服用を中断した世帯は以前の消費パターンに戻り、買い物かごの構成も既存に比べて健康食品の比重が低くなる傾向を示した。

研究チームは「GLP-1使用後、食品支出に明確な変化が現れる」としながらも「中断するとその影響は小さくなり、使用前の消費パターンとの区別が難しくなる」と説明した。それでも「GLP-1使用の拡大が長期的におやつ、ファーストフード中心の食品需要構造にかなりの変化をもたらす可能性を示唆する」と付け加えた。

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