「骨ばったあばら骨」アリアナ・グランデ、拒食症疑惑で活動休止…何が起きたのか

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アリアナ・グランデに拒食症疑惑

ポップ歌手のアリアナ・グランデが、過度に痩せた姿で登場し、ファンの心配を呼んでいます。写真=YouTubeチャンネル「ArianaGrande」

ポップ歌手のアリアナ・グランデが、過度に痩せた姿で登場し、ファンの心配を呼んでいます。

最近、アリアナ・グランデのYouTubeチャンネルで、新曲「ペタル(Petal)」のミュージックビデオが公開されました。映像の中でアリアナ・グランデは、こけた頬と細い二の腕をあらわにしていました。胸元が深く開いたドレス姿では、あばら骨や肩甲骨がはっきり見えるほど、深刻に痩せた様子でした。

これを受け、ファンからは「以前の姿が恋しい」「拒食症ではないか」「骨があそこまでくっきり見えるのは正常には見えない」などの声が上がりました。アリアナ・グランデは昨年も急激に痩せた姿で現れ、健康不安説が取り沙汰されました。

そして、9月1日にロンドンで行われる「エターナル・サンシャイン」ツアーを終えた後、活動を休止しました。健康や体形をめぐる過度な関心が続いたことを踏まえた判断でした。アリアナ・グランデ側の関係者は「絶え間なく続いた大衆の評価から離れ、十分な休息を取る計画です」と話しました。

食事摂取を意図的に制限する拒食症

拒食症は、食べることを拒む摂食障害です。体重増加への強い不安や、ゆがんだ身体認識のために、食事摂取を意図的に制限します。拒食症は食欲不振症とも呼ばれますが、実際には食欲がないからではなく、太ることへの恐怖から食事を避けるケースが大半です。

拒食症は、単に体重が減る問題で終わりません。長期間にわたり十分な栄養が補給されないと、免疫機能が低下します。特に飲料など一部の食品だけを摂取する偏った食習慣が続くと、必須栄養素が不足し、身体は正常な機能を維持しにくくなります。

低体重で骨が弱くなり、メンタルヘルスも悪化

女性は月経周期の乱れ、無月経、不妊などを来しやすくなります。深刻な栄養欠乏は心臓に負担をかけ、命を脅かすこともあります。心臓そのものが弱ると、心臓が血液を送り出す能力が低下し、心停止のリスクが高まるためです。

低体重は骨の健康も損ないます。体重が減ると骨に加わる刺激が減り、骨密度が低下します。体脂肪が不足するとエストロゲン分泌が減少し、骨粗しょう症のリスクが高まります。小さな衝撃でも骨折のリスクが高くなるのです。

不健康な身体はメンタルヘルスにも悪影響を及ぼします。米国精神医学会(American Psychiatric Association)で発表されたある研究では、拒食症患者3006人のうち178人が合併症や極端な選択などで死亡し、死亡率は5.9%だったことが示されました。

痩せた体形を理想視する認識には注意を

健康的な生活のためには、痩せた体形だけを追い求めるのではなく、自分の身体をありのまま受け入れる姿勢が重要です。数字で示される体重や見た目だけに過度な意味を置かず、さまざまな食品をバランスよく摂取する食習慣を実践する必要があります。

他人と自分の身体を比べたり、メディアに映る体形を理想の基準にしたりするのではなく、自分に合った健康的な体重と体形を維持しようとする努力が望ましいでしょう。

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