サツマイモは腸の健康に良いが「血糖管理は?」…最も悪い食習慣とは?

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サツマイモ1/2本はご飯1/3杯に相当…デザートより間食として

サツマイモは腸の健康に良く、老化を遅らせる効果がある。炭水化物が多いため、食後のデザートよりも間食として食べるのがよい。写真=ゲッティイメージズバンク

サツマイモは健康に役立つ食品だ。炭水化物だけでなく、たんぱく質、脂質、食物繊維、ミネラル、ビタミンなどがバランスよく含まれている。主食の代わりとして食事に取り入れることもでき、間食としても活用される。特に食物繊維が多く、腸の健康を支え、大腸がんの予防にも役立つとされる。生のサツマイモや蒸しサツマイモはGI(グリセミック・インデックス)が極端に高い食品ではないため、血糖管理の面でも負担になりにくい。ただし注意点がある。何だろうか?

サツマイモの栄養成分を見てみると…

サツマイモは基本的に、ご飯、麺、パンと同じ炭水化物食品だ。国家標準食品成分表によると、生のサツマイモ(100 g)には炭水化物が35%以上(35.5 g)含まれている。糖類は10%近く(9.8 g)に達する。食物繊維は2.4 gで、β-カロテンも相当量含まれる。サツマイモのGIはおよそ61で、ジャガイモ(85)より低い。しかし、焼き芋は加熱の過程で甘みが強くなり、血糖管理中の人は食べ方に注意が必要だ。生のサツマイモや蒸しサツマイモを選ぶとよい。蒸しサツマイモであっても、間食ではなく、ご飯を食べた直後にデザートとして食べるのは控えたい。

サツマイモ1/2本はご飯1/3杯に相当

食品ごとに、1回量に含まれる炭水化物の量は異なる。したがって、GIだけで食品を選ぶのは望ましくない。糖尿病の患者は、管理栄養士の助けを得て食品交換表に沿って食事を選ぶ。1回に食べる1交換単位では、サツマイモ1/2本はご飯1/3杯に相当する。サツマイモをご飯の代わりに食べることはできるが、食後のデザートとしては適さない。炭水化物摂取量がほぼ倍に増え、血糖スパイク(急上昇)の原因になり得る。

腸をきれいにする効果がある理由は?

サツマイモは食物繊維に加え、オレンジ色のβ-カロテンと紫色のアントシアニンが代表的な栄養素だ。ビタミンAの前駆体であるβ-カロテンは、体内の発がん物質を減らすのに効果的とされる。食物繊維とともに腸の健康や排便を助け、さらに大腸がん予防にも役立つ。生のサツマイモを切ったときに出る乳白色の液体であるヤラピンは、便秘の予防・管理に良く、腸内の掃除にも寄与する。これらの成分は老化を遅らせ、病気のリスクから体を守るうえで良い影響をもたらす。

サツマイモを食べてお腹が不快?

サツマイモに含まれるカリウムは、血圧を下げることに寄与する。体に吸収されやすいカルシウムが含まれている点も利点だ。サツマイモは朝の空腹時に食べないほうがよいと言われることもあるが、個人差が大きい。問題は食べ過ぎだ。サツマイモを多く食べると、腸内の微生物が発酵してお腹にガスがたまり、胃腸が不快になることがある。その場合は、生の大根やカクテキを添えるとよい。大根のジアスターゼが消化を助け、膨満感を軽減できる。サツマイモは炭水化物が多いため、食べ過ぎは禁物だ。

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