
最近、スペイン・マドリードで開かれた「マッド・クール・フェスティバル(Mad Cool Festival)」で、K-POP歌手のジェニーがメインステージに主要アーティストの一人として登場しました。この日ジェニーは、「マントラ(Mantra)」「エクストラL(ExtraL)」「ライク・ジェニー(like JENNIE)」などの代表曲を披露し、会場を沸かせました。
なかでも、ジェニーのロングウェーブヘアとマーメイド風のスタイリングがひときわ目を引きました。フリルで貝殻をかたどったブラトップに、揺れるスパンコールスカートを合わせ、幻想的な雰囲気をいっそう際立たせました。さらに、ラベンダー〜パープル系のメイクで目元に幻想的なニュアンスをプラス。冷たいラベンダーの色味が夏の夜のフェスの空気感になじみ、ジェニーならではの神秘的で涼やかな魅力が際立ったとの声が上がりました。
オンラインでも「人魚姫みたい」「ヘメコ(ヘア・メイク・コーデ)の全盛期更新」「新しい人魚の誕生」などの反応が相次ぎました。フェスティバル後、ジェニーは自ら作詞・作曲に参加した新曲「レス・ザン・ア・ラバー(Less than a Lover)」を発表し、ソロ活動を続けています。
夏に紫?…ラベンダーが意外としっくりくる理由
夏メイクといえば、コーラルやオレンジなどの鮮やかな色をまず思い浮かべがちです。ですが意外にも「ラベンダー」も夏と相性がいい色です。ラベンダーは白みと青みが混ざった明るいパープル系で、濃いバイオレットやプラムより重たくならず、目元を涼しくクリアに見せてくれます。
特にシルバーやオパール系のパールと合わせると、日差しや照明を受けたときに目元がより透明感を帯びてきらめいて見える効果があります。冷たいパープルと繊細なパールが夏特有の清涼感を引き立てるため、リゾートやフェスのメイクにも取り入れやすいでしょう。
ラベンダーは今年のポイントメイクでも存在感を増しています。海外のファッション・ビューティー媒体は、パープルメイクの検索量が大きく増え、ライラックからバイオレットまで多様なパープル系コスメが注目されていると伝えています。

ジェニーのような幻想的な目元をまねるには?…「紫の塗りすぎ」は禁物
スペインのステージでジェニーは、ラベンダー系のマーメイドスタイリングで人魚姫を思わせました。メイクも衣装と同系統のラベンダーを使いながら、目元だけをさりげなく強調し、ほかの色味は抑えて全体のバランスを取りました。
ポイントは、目元に確実にアクセントを置くことです。まず淡いラベンダーやパープルのアイシャドウをまぶた全体に薄く広げ、その後、少しずつ何度か重ねて濃さを調整します。最初から濃くのせると目元が重たく見えかねないため、薄くレイヤリングしながら境目をぼかします。このとき、まぶたが腫れぼったく見えるのが心配なら、まぶた全体ではなく目頭や下まぶたのラインだけにポイントを置くのも手です。
さらに、目の中央または目頭にシルバーやオパール系のパールを軽くのせると、ラベンダー特有の澄んだ透明感が生きます。アイラインは太く引くより、まつ毛の隙間を埋める程度に整え、マスカラで目元をくっきりさせて仕上げます。
また、リップとチークはヌードピンクやローズなど落ち着いた色を選ぶと、ラベンダーの目元がより引き立ち、全体が派手になりすぎません。メイク全体の強弱を調整してこそ、ジェニーのようなきらめきと清涼感のある雰囲気が出せます。

ラベンダー+ピンクチーク…今どきアイドルのように「前頬骨」を明るく
ラベンダーをチークとして使い、顔に立体感を出すのも一つの方法です。最近のアイドルメイクでは、ラベンダーやペールピンクのように白みのある明るいチークを、目の下から前頬骨にかけて広めにのせ、顔の中心を明るくしてボリューム感を出す手法がよく使われます。
特にラベンダーは肌の黄みと補色関係にあるため、のせると黄ぐすみが目立ちにくくなり、顔色もより華やかに見えます。ただし、ラベンダーのチークだけを広範囲に塗ると、肌色によっては青白く見えたり、グレーっぽく転んだりすることがあります。
初めて使う場合は、ラベンダーを目の下と前頬骨にごく薄く仕込み、その上からピンクチークを頬の中央に重ねるとよいでしょう。ラベンダーが顔の中心を明るくし、ピンクが自然な血色感を足して、紫だけが浮いて見えるのを抑えてくれます。
ラベンダーチークを選ぶ際は、肌色と色味を合わせて考えるのが望ましいです。明るいブルーベースの肌には、白みのあるペールラベンダーやアイシーパープル系が自然になじみます。イエローベースなら、青みの強いラベンダーより、ピンクやローズみを含むライラック系のほうが向きます。このとき肌色が深いほど、白みの強いパステルより落ち着いたモーブや濃いプラム系のほうが浮かずに似合いやすいです。
コスメ好き(コスメオタク)として知られる少女時代のテヨンも、自身のYouTubeチャンネルで「プラム系のチークを集めている」とし、「神秘的でかわいい」と、普段使っている製品を紹介したことがあります。テヨンは「濃い色は量の調整をうまくすればいい」としたうえで、「チークを頬だけに塗らず、目頭に少し、鼻にも軽く触れるように使う」とメイクのコツも伝えました。