朝にドーナツを食べていたイーロン・マスク、食事を大きく変えた…「これ」のため?

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【セレブヘルス】イーロン・マスク、朝食のルーティンを公開

イーロン・マスクは数年前、朝に毎日ドーナツを食べていると明かして話題になったことがある。写真=ゲッティイメージズ、ウィキペディア

毎朝ドーナツを楽しみながら「おいしい食べ物を食べて、短く生きる」と豪語していた、テスラとスペースXの最高経営責任者(CEO)イーロン・マスクが、最近、朝食の食事内容をタンパク質中心に変えたと明らかにした。

海外メディアによると、マスクはこのほど、有名ポッドキャスト「ザ・ジョー・ローガン・エクスペリエンス(The Joe Rogan Experience)」に出演し、変えた朝食のルーティンを公開した。彼は「これからは朝にパンは食べず、ステーキと卵だけを食べる」と述べ、タンパク質中心の食事をしていると説明した。

マスクは「炭水化物はエネルギーを急激に上げてから、また下げるという強い変動を起こす」一方で、「ステーキと卵は変動なくエネルギーを引き上げ、一日中維持するのに大いに役立つ」と語った。いわゆる「血糖スパイク(食後の血糖が急激に跳ね上がる現象)」を避けるため、炭水化物を食べないという。

実際、ほんの数年前まで彼は、食事療法よりも「食べる楽しみ」を推してきた。2020年の同ポッドキャスト出演では「おいしい食べ物を食べて、短く生きる」と語ったのに続き、2023年にはX(旧ツイッター)を通じて「私は毎朝ドーナツを食べているが、まだ生きている」と明かしたこともある。

彼は「生涯、たった一つの食べ物だけを食べろと言われたら、チーズバーガーを選ぶ」と述べたほか、かつてダイエットコーラを1日8缶ずつ飲んでいる事実も公開した。さらに「シアン化物やヒ素が毒ではないか。砂糖は食べられる」と述べ、砂糖の有害論を真正面から否定したこともある。

マスクの食事が変わった理由

マスクは、以前「砂糖は毒だ」という主張について、ヒ素が毒であって砂糖は毒ではないという返答をしたことがある。写真=イーロン・マスクXのキャプチャ

このように固かったマスクの食に対する信念が変わった理由は、年齢を重ね、体感として受け止めるようになった体の変化による可能性が高い。マスクは、エネルギーを安定的に維持するため、朝に炭水化物を食べないと述べたことがある。

実際、ドーナツのような精製された炭水化物や、糖分が多い食品は、食後の血糖を急激に引き上げた後、再び素早く下げる、いわゆる「血糖スパイク」を引き起こす。こうした急激な血糖の変動は、疲労感や空腹感を強め、結果として過食につながる可能性も高める。

特に年齢を重ねると、ブドウ糖を貯蔵し代謝する中核組織である筋肉量が減り、食後の血糖を処理する能力が次第に低下する。さらに、細胞が血糖調節ホルモンであるインスリンのシグナルに鈍感になる「インスリン抵抗性」まで重なると、代謝効率は一層悪化する。その結果、同じ食べ物を摂っても、それに伴って現れる体の変化が大きく異なってくるのだ。

マスク自身も、体の回復力や全般的な活力低下を実感し、最高の仕事コンディションを安定的に保つための戦略として、高たんぱくな食事を選んだ可能性が高い。

実際、多くの栄養学研究でも、朝食でタンパク質の割合を高めると、炭水化物中心の食事に比べて、1日の血糖変動性をより効果的にコントロールできるという事実が示されている。

ただし、すべての食事で炭水化物を極端に制限するのは望ましくない。朝はマスクのようにタンパク質と脂質を中心に摂取して血糖を守るとしても、昼と夜には、サラダや全粒穀物、ゆでたじゃがいもなど、食物繊維が豊富な野菜と精製されていない炭水化物を十分に取り入れるのがよい。そうすることで、必須のエネルギー需要量をバランスよく満たせる。

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