「置き場所で鮮度が決まる」牛乳・卵…冷蔵庫の「ここ」に置いてはいけない理由

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[ワンカット生活情報]

卵は温度が安定し、揺れる心配のない冷蔵庫の奥側で、0~4℃を保って保存するのが望ましい。写真=ゲッティイメージズバンク

冷蔵庫に入れさえすれば、どんな食材も長く新鮮に保てると思いがちです。しかし、冷蔵庫の中でも置き場所によって食品の品質は変わります。特に牛乳や卵のように温度変化に敏感な食品は、どこに置くかが鮮度を左右します。

置き場所の工夫が食材の品質維持に役立つ

冷蔵庫内のスペースを適切に使うだけでも、食材の品質は保ちやすくなります。冷蔵食品を保存するうえで最も重要なのは、一定の低温を維持することです。

扉を頻繁に開け閉めすると外の暖かい空気が入り、庫内温度は瞬間的に上がります。これが繰り返されると食品は温度変化を受け続け、細菌が増殖しやすい環境が生じる可能性があります。

牛乳は冷蔵庫の「この場所」が安全

生鮮食品である牛乳の推奨保存温度は4℃以下。写真=ゲッティイメージズバンク

牛乳は、低温での保存が欠かせない代表的な食品です。生鮮食品である牛乳の推奨保存温度は4℃以下です。

取り出しやすさから、牛乳を扉側の棚に置く家庭は少なくありません。ただ、扉側は外気に最も頻繁にさらされ、温度変化が大きくなりやすいため、牛乳の保存には向きません。温度が比較的安定している冷蔵庫の奥側に置くと、鮮度をより長く保ちやすくなります。

扉の開閉で卵が揺れると内部構造が損なわれる恐れ

卵も置き場所の影響を大きく受けます。卵を扉側の棚に置くと、鮮度が早く落ちやすくなります。温度変化で殻に湿気が生じると、卵が十分に呼吸できず、中身が変質する可能性があるためです。

扉の開閉に伴って繰り返される揺れや衝撃も、卵の品質を下げる要因です。殻に微細なひびが入ったり、内部構造が損なわれたりする恐れがあります。特に、卵黄を固定していたカラザがほどけると内部組織が変質し、卵の鮮度が低下しやすくなります。

卵は尖った側を下にして立てて保存を

卵は温度が安定し、揺れる心配のない冷蔵庫の奥側で、0~4℃を保って保存するのが望ましいです。尖った側を下にして立てて保存すると、気室のある丸い側が上に位置し、鮮度維持に役立ちます。

卵を水で洗ってから冷蔵庫に入れるのは厳禁です。殻には外部の汚染から内部を守る薄い膜があります。洗うと保護層が損なわれ、細菌が侵入しやすくなる可能性があります。表面が汚れている場合は、キッチンペーパーで軽く拭き取れば十分です。

冷蔵庫の扉側は、油類や各種ソースなどの調味料を保存するのが望ましいです。調味料には砂糖や塩など保存性を高める成分が含まれており、比較的、温度変化の影響を受けにくいとされています。

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