エアフライヤーを毎日使う人が見落としがちなリスク

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フライドポテトやパン、冷凍食品を必要以上に高温で長時間調理すると、アクリルアミドの生成量が増える可能性があります。アクリルアミドは、でんぷんの多い食品を120度以上で調理する際に生じる物質で、発がん性の可能性がある物質に分類されています。写真=GPT生成
フライドポテトやパン、冷凍食品を必要以上に高温で長時間調理すると、アクリルアミドの生成量が増える可能性があります。アクリルアミドは、でんぷんの多い食品を120度以上で調理する際に生じる物質で、発がん性の可能性がある物質に分類されています。写真=GPT生成

油の使用量を抑えられ、手軽に調理できることから、エアフライヤーは家庭に広く普及しています。健康的に食べようと購入しても、使い方の癖によっては思わぬトラブルにつながりかねません。専門家は、利便性と同様に、安全な使い方と手入れの基本を押さえることが重要だとしています。

クッキングシートは便利ですが...誤った使い方をすると火災リスクが高まります

エアフライヤーで定番のように使われるクッキングシートも、扱い方を誤ると危険です。食材を入れずにクッキングシートだけを入れて予熱したり、推奨温度を超えて長時間使用したりすると、ヒーターに吸い上げられて焦げたり、火災の危険が生じたりすることがあります。消防庁も、クッキングシートやパーチメントペーパーの不注意な使用を主な火災原因の一つに挙げています。

空気の循環を妨げる点も見逃せません。底面全体を隙間なく覆うと熱風が十分に回らず、食材に火が均一に通らない可能性があります。食材の大きさに合った専用のクッキングシートを使い、必ず食材を載せた状態で使用するのが安全です。最近は、穴あきのエアフライヤー専用クッキングシートも多く活用されています。

必要以上にカリカリに焼く習慣...アクリルアミドが増えることも

フライドポテトやパン、冷凍食品を過度に高温で長時間調理すると、アクリルアミドの生成量が増える可能性があります。アクリルアミドは、でんぷんの多い食品を120度以上で調理する際に生じる物質で、国際がん研究機関(IARC)は発がん性の可能性がある物質(Group 2A)に分類しています。

もちろん、日常的な摂取だけで健康に問題が生じると断定することはできません。ただ、食材が黒く焦げるほど調理する習慣は避けたほうがよいでしょう。専門家は、こんがりとした黄金色程度で調理を終え、焦げた部分は取り除くよう勧めています。じゃがいもは調理前に水へ15〜30分ほど浸し、でんぷんを一部取り除くと、生成量を減らすのに役立つ可能性があります。

コーティングが剥がれていたら交換を...PFASの不安を減らすには

エアフライヤーのバスケット内部は、ノンスティックコーティングが施された製品が多くあります。コーティングがひどく剥がれたり、傷が付いた状態で長期間使用したりする場合は、交換を検討するのが望ましいでしょう。最近は、PFAS(パーフルオロアルキル化合物)を使用しているかどうかを確認する消費者も増えています。

すべてのコーティング製品が危険というわけではありませんが、メーカーの安全基準と取扱説明書を守ることが重要です。金属たわしや金属製のヘラの使用はコーティングの損傷を早めるおそれがあるため、柔らかいシリコン製の調理器具やスポンジを使うほうがよいでしょう。

脂の多い料理を頻繁に調理すると...室内空気質も悪化することがあります

サムギョプサルや冷凍フライのように脂肪分の多い食品を繰り返し調理すると、煙や微粒子が発生することがあります。密閉された空間では室内の空気質が悪化する可能性があるため、調理中は十分に換気することが重要です。特に小さなキッチンやワンルームでは、窓を開けたり換気扇を併用したりする習慣が必要です。油受けに古い脂がたまったままだと、焦げたにおいや煙の原因になり得るため、使用後はすぐに洗浄するのが望ましいでしょう。

本当に健康的に使うなら...野菜とたんぱく質料理も増やすべきです

エアフライヤーで冷凍フライや加工食品ばかりを繰り返し調理していると、健康面のメリットは限定的になり得ます。専門家は、加工食品に加えて、鶏むね肉や魚、豆腐、きのこ、ブロッコリーといった食材の調理を増やすよう勧めています。ブロッコリーとパプリカ、玉ねぎをオリーブオイルとハーブで軽く焼けば、栄養とおいしさを同時に確保できます。サーモンやサバのようにオメガ3が豊富な魚も、エアフライヤーで手軽に調理できます。

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