「シミも毛穴も見えない」…ガールズグループの「AI肌」演出、そのコツは

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ガールズグループが取り入れる「ラッピングマスクパック」メイク つるんと見せる一方で肌トラブルに注意

MEOVVのメンバーが「DDI RO RI」ミュージックビデオで、AIのようにツヤのある肌を演出し注目を集めた。こうした肌表現に使われる「ラッピングマスクパックメイク」がSNSで話題になっている。写真=MEOVVのYouTube映像キャプチャ
MEOVVのメンバーが「DDI RO RI」ミュージックビデオで、AIのようにツヤのある肌を演出し注目を集めた。こうした肌表現に使われる「ラッピングマスクパックメイク」がSNSで話題になっている。写真=MEOVVのYouTube映像キャプチャ

最近、ガールズグループMEOVVが新曲「DDI RO RI」と「Hit Em」で、強烈なパフォーマンスと中毒性のあるサウンドを披露した。中でも「DDI RO RI」のミュージックビデオは、メンバーの非現実的なビジュアルと独特の映像美が相まって視線を集めた。

とりわけ印象的だったのが、バービー人形のようにつるんとしたメンバーの肌表現だ。MEOVVのYouTubeチャンネルで公開されたミュージックビデオのメイキングフィルムには、メンバーが「AIメイク」を施したまま撮影を続ける様子も収められている。この日、アンナは「AIメイクをしているので、今は大きな声で話せないんです」と語り、エラは「私たち、今は顔を固定しています」と説明した。

この肌表現を受け、美容コミュニティやSNSでは「ラッピングマスクパック」を使ったメイクを連想する声も出ている。メイク前に塗ったり、仕上げたメイクの上に薄い膜のように重ねたりして、ツヤ感となめらかなキメを強調する方法だ。以前には、aespaのウィンターのツヤ肌の演出法としても話題になった。

ガラス玉のようにきらり…「むき卵肌」を作るラッピング膜

ラッピングマスクは本来、薄い膜を形成して肌の保湿や鎮静効果をうたうマスクパック製品だ。一般的には一定時間がたった後にはがすか洗い流すが、これを残したままメイク工程に組み込む。

手順自体はシンプルだが、仕上がりを整えるのは簡単ではない。まずラッピングマスクを肌に塗り、十分に乾かすと、肌の上に透明な膜ができる。このラッピング膜が微細な凹凸を目立ちにくくし、肌表面がコーティングされたように均一に見せる。

ポイントは、薄く、複数回に分けて塗ることだ。厚くのせるとラッピング膜が均一に乾かなかったり、簡単にヨレたりすることがある。薄い膜を均一に塗って乾かした後、その上にファンデーションをのせるように重ねればよい。ただ、この工程は想像以上に難しく、メイクの難易度は高い。

先にメイクを済ませ、最後の仕上げとしてラッピングパックを重ねる方法もあるが、この場合はベースがヨレたりムラになったりしやすく、より繊細な調整が必要になる。さらに製品ごとにテクスチャーや密着感が異なるため、メイク方法に合った製品を選ぶことも重要だ。

ラッピングマスクメイクは、「Supernova」活動当時のaespaウィンターのツヤ肌表現で話題になった。写真=aespaのYouTube映像キャプチャ
ラッピングマスクメイクは、「Supernova」活動当時のaespaウィンターのツヤ肌表現で話題になった。写真=aespaのYouTube映像キャプチャ

コンセプトメイクに活用…グラビア‧ショト動画で映える理由

ラッピングメイクは、強い照明の下でより効果が大きくなる。肌表面が光を均一に反射すると、毛穴や凹凸がぼやけて見え、ガラス玉のようなツヤ感も際立つ。このため、コンセプトグラビアやステージメイクのように、画面上の完成度を高める用途で多く活用される。

カメラと照明の前で劇的な 最近のショート動画との相性もよい。実際、ラッピングマスクでつるんとした肌を演出したり、マスクをはがしてビフォーアフターの差を劇的に見せたりする海外のリールやショート動画が人気だ。はっきりした変化に、ネットユーザーは「本当にAI肌みたい」「人形だ」「むき卵そのもの」「はがすとき快感がある」などの反応を寄せた。

薄いラッピング膜が殻のようにはがれる様子を見たウィンターの驚いた反応が目を引いた。写真=aespaのYouTube映像キャプチャ
薄いラッピング膜が殻のようにはがれる様子を見たウィンターの驚いた反応が目を引いた。写真=aespaのYouTube映像キャプチャ

無表情なら完璧なAI肌…笑うとひび割れることも

ただ、このメイクは長時間のキープが難しく、日常使いよりも特別な日に軽く試すほうがよい。無表情のときはなめらかな肌表現が可能だが、笑ったり会話が多かったりすると、口元やほうれい線の部位が折れてベースが割れることがあるためだ。小鼻の脇、口周り、フェイスラインのように動きの多い部位も浮きやすい。

実際、MEOVVのYouTube映像でも似た内容が語られている。メンバーはAIメイクのまま「笑っちゃダメ」と口をそろえ、ナリンは「私は本当にAIだ。表情がない」と話す場面もあった。これを聞いたガウォンは「リンはメイクが全然浮いてない」とし、「エラは笑って小鼻の周りが全部浮いた」と相づちを打った。

ラッピングマスクメイクは、笑ったり話したりすると割れやすく、デイリー用よりも特別な日のコンセプトメイクとして使うほうがよい。使うなら頬や額に部分的に使うと自然だ。写真=MEOVVのYouTube映像キャプチャ
ラッピングマスクメイクは、笑ったり話したりすると割れやすく、デイリー用よりも特別な日のコンセプトメイクとして使うほうがよい。使うなら頬や額に部分的に使うと自然だ。写真=MEOVVのYouTube映像キャプチャ

真似するなら?顔全体より「部分使い」

面白くて一度は試してみたいなら、ポイントは「薄く」「部分的」に使うことだ。ラッピングマスクを顔全体に厚く塗るより、動きが少なくツヤが出やすい頬の中央や額を中心に、薄くのばすほうがよい。

こうした部位だけに使えば、肌の息苦しさを抑えつつ、キメ補正効果は生かせる。光を受けたときに「フィルター肌」のようになめらかに見える効果も、自然に出しやすい。

また、口元やほうれい線のように動きの多い部位は、ラッピング膜を避けたほうがよい。小鼻の脇やフェイスラインのように、表情によって頻繁に折れる部位も割れやすい。

ファンデーションも一度に多くのせると、かえって膜が浮くことがある。ラッピング膜がヨレないよう、ブラシやパフを使って少量ずつ、のせるように塗ることが重要だ。こするより、軽く押さえてのせるほうが膜がずれにくい。

ニキビを隠そうとして肌トラブル悪化も

一部のインフルエンサー動画では、吹き出物やニキビを隠す目的でもラッピングマスクメイクを活用している。肌表面を覆うことで赤みが目立ちにくく見えるためだが、炎症性ニキビや化膿した吹き出物が出ている状態なら注意が必要だ。

ラッピングマスクとベース製品が肌を覆うと、皮脂や汗がスムーズに排出されず、刺激も加わって肌トラブルが悪化する可能性がある。特に夏のように肌温が高く汗が多い時期は、毛穴詰まりが起きやすい。使用後のクレンジングも重要だ。ラッピングマスクの残留物とファンデーションが肌に残ると毛穴を塞ぐ恐れがあるため、このメイクをした日はより丁寧に落とす必要がある。

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