「米のとぎ汁、捨てないで」食器洗いから掃除まで…驚きの活用法6選

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油汚れ・ニオイ除去に役立つ米のとぎ汁

米のとぎ汁は、食器洗い、冷蔵庫のニオイ取り、窓掃除などに便利に活用できる。写真=ゲッティイメージズバンク

米を研いだときに出る「米のとぎ汁」には、さまざまな有用成分が含まれている。水溶性ビタミンやミネラルが比較的多く、スキンケアや料理などに活用されることもある。実はそれだけではない。米のとぎ汁は食器洗いの下洗いにとくに役立ち、鉢植えの栄養補給にも使える。捨てるには惜しい米のとぎ汁の活用法を紹介する。

油汚れニオイ除去に役立つ米のとぎ汁

米のとぎ汁は食器洗いに役立つ。油の多い食器を水と洗剤だけで洗うと、ぬめりが残りやすい。油をしっかり落とすために洗剤や水を多めに使わなければならない、というデメリットもある。洗う前に米のとぎ汁で食器をさっとすすいでおくと、でんぷん成分が油を吸着し、洗浄がスムーズになる。

長く使って表面が荒れてきたフライパンの手入れにも、米のとぎ汁は有用だ。フライパンに米のとぎ汁を注ぎ、弱火で3~5分ほどゆっくり煮立てる。温まったでんぷんがフライパンの細かな凹凸に入り込み、古い汚れを浮かせて落としやすくする。フライパンが冷めたら柔らかいスポンジで洗うと、こびりついていた汚れが取れやすくなり、表面もよりなめらかになる。

キムチや魚を切ったまな板、あるいはニオイの強い食品を保存した容器の消臭にも米のとぎ汁は役立つ。ニオイのついた調理器具を米のとぎ汁に浸けておくと、ニオイが抜けやすい。同様に、冷蔵庫にこもったニオイの軽減にも使える。器に米のとぎ汁を入れて布をかぶせ、冷蔵庫の隅に置いておけばよい。長期間持続する方法ではないが、1日1回交換する使い捨ての消臭材としては便利だ。

米のとぎ汁, 窓掃除白い衣類の洗濯にも効果的

米のとぎ汁に含まれる成分には、油汚れなどのこびりついた汚れを落としやすくする働きがある。米のとぎ汁をスプレーボトルに入れ、乾いた雑巾で窓を拭くと、透明感が出やすい。木の床を拭くときも米のとぎ汁を吹きかけると、つや出しに役立つ。

汗やシミで黄ばみやすい白い衣類も、米のとぎ汁で数回すすぐと白さが戻りやすい。米のとぎ汁を入れた湯で衣類を煮洗いする方法も、漂白効果が期待できる。

米を研いだときに出る米のとぎ汁には、さまざまな有用成分が含まれている。水溶性ビタミンやミネラルが豊富で、スキンケアや料理などに活用される。写真=ゲッティイメージズバンク

発酵させた米のとぎ汁, 鉢植えの栄養補給に最適

米のとぎ汁には微量の窒素やリン、カリウムなども含まれる。これらの成分は植物にも有用で、鉢植えに与えると肥料のような役割を果たすことができる。ただし、発酵していない米のとぎ汁をそのまま鉢に注ぐと、植物にストレスを与える可能性がある。米のとぎ汁のでんぷんが土の表面に付着して薄い膜を作り、酸素の供給を妨げるためだ。でんぷんはカビや害虫のエサにもなり得るため、鉢の環境に悪影響を及ぼすこともある。

そのため、米のとぎ汁にEM原液などを加えて発酵液を作り、使用する方法も広く知られている。EMとは、食品の発酵に関与する酵母や乳酸菌など、有用な微生物の集合体だ。米のとぎ汁1.8Lを目安に、EM原液20mL、砂糖20g、塩小さじ2をペットボトルに入れる。よく混ぜた後、ふたを閉めて1週間ほど発酵させればよい。この発酵液を水で1:500の割合に希釈し、鉢植えに散布する。発酵液を原液のまま使うと、浸透圧の影響で植物の根から水分が抜けることがある。

さまざまに活用できる米のとぎ汁は、ペットボトルに入れて冷蔵保存すれば複数回使える。ただし、最初に米を洗って得た米のとぎ汁には、農薬やほこりなど健康に悪影響を及ぼす成分が残っている可能性がある。2回目のとぎ汁から使うのが望ましい。

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