患者評価で最高点の病院 啓明大・東山病院、2回連続の全国1位

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健康保険審査評価院の第5次患者経験評価で96.55点 376機関中トップ、7領域すべて90点台

啓明大学校 東山病院の全景。東山病院は、健康保険審査評価院が発表した「2025年(第5次)患者経験評価」で、全国376の療養機関のうち総合1位となりました。写真=啓明大 東山医療院

「どの病院に行けば、きちんと人として扱ってもらえるのか?」

受診する患者や家族にとって切実な問いに、国の評価が一つの答えを示しました。

啓明大学校 東山病院(院長キム・ジュンヒョン)は7月31日、健康保険審査評価院が公表した「2025年(第5次)患者経験評価」で、全国376の療養機関のうち総合1位を獲得しました。

376病院を抑え、2回連続の「全国1位」

同院は2023年(第4次)評価でも、全国47の上級総合病院のうち1位でした。今回は総合病院まで含めた全国の療養機関を対象に、総合1位となりました。2回連続で「患者が最も満足する最高の病院」として公的に評価された形です。

患者経験評価は、医師や病院側の自己評価ではなく、実際に入院した患者が医療スタッフのサービス、疾患に対する慰めと共感、投薬および治療の過程、病院環境などを直接採点する国家評価制度です。

この評価での1位は、単なる「親切さ」の点数ではなく、実質的な「患者中心の文化」が最高水準にあることを示します。

7分野すべて90点台 総合96.55点

今回の評価で、啓明大 東山病院の得点は際立ちました。

患者安全と病院環境(97.76点)、全般的評価(97.77点)で97点台の高得点を記録したほか、看護師分野(97.13点)、医師分野(96.09点)、投薬および治療過程(96.17点)、患者権利保障(96.23点)、情緒的支援(94.68点)など、7分野すべてで90点台を確保しました。

総合得点は96.55点で、全国376の療養機関のトップに立ちました。

コミュニケーション・マニュアル83種を独自開発

同院は「形だけの親切教育」ではなく、患者が実感できる「コミュニケーション・システム」の構築に力を入れてきました。

患者が病院に最も求める「疾患に対する慰めと共感」の改善に、重点的に取り組んだとしています。

単に頭を下げる対応ではなく、円滑な意思疎通で患者の不安を和らげ、診療の効率を高めるという考え方を打ち出しました。

このため、現場ですぐ使える「全職員向けのカスタマイズ型コミュニケーション・マニュアル」83種を独自に開発し、院内に浸透させました。

回診の不安を減らすカード、耳栓やSMSも

コミュニケーション・マニュアルに加え、入院から退院まで患者の「もどかしさ」を減らす工夫も進めました。

回診の時間を事前に把握し、質問を書き留められる「回診・質問カード」、医師が回診に来たことを知らせる「不在回診お知らせカード」、入院患者を迎える「ベッド・ウェルカムカード」を用意し、患者から反響を得たとしています。

さらに、病院の騒音で眠れない患者に向けた耳栓の提供や、手術の状況をリアルタイムで知らせるSMSサービスも導入しました。

医師から介護スタッフまで、全体で取り組み

同院は、こうした変化が特定部署だけの取り組みではなく、医療スタッフを含む全教職員の自発的な参加が支えたと説明しています。

各診療科では、同僚医師が研修医と教員を直接指導して現場の共感を広げ、看護部も部署の特性に合わせた3段階の実践戦略を稼働させました。

さらに、新規職員や介護スタッフなど協力会社の職員まで含めた統合教育を実施し、患者が病院の扉を入ってから出るまでに出会うあらゆる接点で、一貫した「患者中心サービス」を体験できるようにしたとしています。

キム・ジュンヒョン院長は「患者経験評価で2回連続の全国1位という貴重な成果は、全教職員が力を合わせ、患者の視点で病院文化を革新しようと献身した結果です」とした上で、「今後も疾病の治療にとどまらず、患者が十分に尊重され、温かな慰めを感じられる『患者中心病院』の標準を示していきます」と述べました。

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