成分と価格を両立、コストパフォーマンスに優れた韓国化粧品3選

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保湿と鎮静ケアに適した韓国製化粧品

写真=クリップアートコリア
写真=クリップアートコリア

気温や湿度の変化により、肌も季節の影響を受ける。肌がつっぱったり角質がめくれたり、普段使いの化粧品に敏感に反応したりして、肌のコンディションは揺らぎやすい。こうした時期に重要になるのが、保湿と鎮静のケアだ。

必ずしも高価な化粧品を選ぶ必要はない。価格に先立ち、どのような成分が含まれているか、自分の肌状態に合う成分やテクスチャーかを見極めることが重要だ。とくに韓国には天然由来原料から皮膚科学に基づく成分まで、差別化した原料を掲げつつ合理的な価格帯で展開する製品が多い。これがK-ビューティが国内外の消費者の注目を集める理由の一つでもある。

代表的なブランドとしてアヌア、トリデン、エストラが挙げられる。これらはすべて2万〜3万ウォン台で保湿・鎮静製品を展開する。ただし主成分や肌へのアプローチはそれぞれ異なる。韓国内にとどまらず海外でも関心を集める、コストパフォーマンスに優れた化粧品3品を取り上げる。

写真=アヌア
写真=アヌア

アヌア『ドクダミ77 B3ジンク スージングクリーム』、肌の鎮静に役立つ

まずアヌアの『ドクダミ77 B3ジンク スージングクリーム』だ。アヌアはドクダミを主要な天然由来成分の一つに位置づけている。ドクダミはサウルラ科に属する多年草で、ケルシトリン、ケルセチン、ハイペロシドなど抗酸化に寄与する成分を含む。

2018年の国際学術誌 《民族薬理学ジャーナル(Journal of Ethnopharmacology)》に掲載された資料によると、ドクダミ抽出物に含まれる主要な生理活性物質が炎症関連シグナルと酸化ストレスを低下させる作用を示した。

全成分は42種。ドクダミ水が77%配合されており、ドクダミの主要有効成分を凝縮した『ドクダミエクソソーム™(イソクエルシトリン、ケルセチン、パンテノール)』やB3ジンク™コンプレックスなどを配合している。パンテノールやケルセチンは刺激を受けた敏感肌を鎮静し、ジンクやナイアシンアミドは過剰な皮脂やトラブル跡のケアを助ける。アラントインやトレハロースの配合はダメージを受けた肌バリアの改善や深部の保湿に寄与するとされる。低刺激性テストも済ませており、ニキビ肌や敏感肌でも使いやすいとしている。

トリデン『ダイブイン 低分子ヒアルロン酸 スージングクリーム』

低分子ヒアルロン酸を前面に出したトリデンのスージングクリームだ。トリデンは『ダイブイン』ライン全体で低分子ヒアルロン酸を主要成分として掲げている。ヒアルロン酸は自重の数倍の水と結合する性質を持つ成分で、ダイブインラインでは複数の形態のヒアルロン酸を組み合わせて用いるのが特徴だ。

ただし「低分子」だからといって必ずしも肌の奥深くまで浸透する、あるいは効果が高いと断定できない。保湿効果は分子量だけでなく、成分の濃度やテクスチャー、ほかの保湿成分との組み合わせで左右される。

ダイブインスージングクリームにはパンテノールやアラントインといった、肌の鎮静を目的に化粧品で広く用いられる成分も含まれている。パンテノールはビタミンB5の前駆体で、肌の水分保持やバリア機能を助ける成分だ。アラントインは肌を落ち着かせる目的でさまざまなスキンケア製品に用いられる。

クリームに含まれるグリセリンやベタイン、トレハロースなども水分を引き寄せたり保持したりするのに役立つ。セラミドNPも配合され、肌バリアを通じた水分損失への配慮もうかがえる。

写真=エストラ
写真=エストラ

エストラの『エイシカ365 保湿鎮静クリーム』

エストラは皮膚科学を前面に出したダーマスキンケアブランドとしての性格が強い。この特徴は成分構成にも表れる。エイシカ365クリームの公式成分表では、精製水に続いてプロパンジオール、パンテノール、グリセリンが上位に並び、スクワランも比較的上位に位置する。ほかにマデカソサイドやベータグルカン、トコフェロールなどが含まれる。

パンテノールはビタミンB5の前駆体で、化粧品では保湿や肌バリアのケアなどに広く用いられる。グリセリンは代表的な湿潤剤で、角質層に水分を保持するのに役立つ。スクワランは皮膚表面で水分が過剰に失われるのを防ぐエモリエントの役割を果たす。マデカソサイドはツボクサ(センテラアジアティカ)由来の成分の一つで、肌の鎮静目的で化粧品に用いられる。

こうした3製品はいずれも保湿と鎮静を目指すが、アプローチは異なる。アヌアは「植物由来原料を活用した鎮静」、トリデンは「ヒアルロン酸を軸とした保湿」、エストラは「皮膚科学に基づく保湿・鎮静」という違いがある。

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