セルトリオン、日本のバイオスタートアップ2社を選定 共同研究と新薬候補探索

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神戸バイオメディカル革新クラスターと共同プログラム 2027年に研究・投資を支援、セルトリオンの新薬開発との連携も検討

セルトリオンが、日本の有望なバイオスタートアップの発掘・育成に乗り出します。スタートアップが持つ基礎研究や技術力に、セルトリオンが蓄積してきた研究開発(R&D)に加え、承認・生産、グローバル商業化の経験を掛け合わせ、共同研究と新規パイプラインの創出機会を探ります。

セルトリオンは8日、日本最大のバイオクラスターである神戸バイオメディカル革新クラスター(KBIC)と共同で、「2026 KBIC-セルトリオン グローバル・スケールアップ・プログラム」を本格的に推進すると発表しました。東京・日本橋ライフサイエンスビルディングでの説明会を皮切りに展開します。

KBICは1998年に発足した日本最大級のバイオメディカルクラスターで、今年7月末時点でバイオ・医療関連企業や研究機関などが入居しています。

セルトリオンは、国内企業として初めて日本のバイオクラスターと共同で企画・運営する、日韓初の官民協力オープンイノベーションプログラムだと説明しています。

参加企業は今月から12月まで募集し、その後、書類およびプレゼンテーション審査を経て、来年3月に最終的に2社を選定する予定です。募集対象は、革新的技術を基盤とするバイオスタートアップで、セルトリオンの技術ニーズと連携可能な抗体、ペプチド、低分子化合物、抗老化分野などです。最終選定された企業は、2027年の1年間、技術および事業能力の高度化に向けたカスタマイズ型育成プログラムに参加します。

セルトリオンは、過去20年以上にわたり蓄積した経験とノウハウを基に、医薬品の研究開発(R&D)から承認、製造、グローバル商業化に至る全プロセスについて、メンタリングと技術助言を提供します。さらに、政府・自治体、産学連携機関、ベンチャーキャピタル(VC)などとの協力ネットワークを活用し、スタートアップのグローバル商業化の可能性を高める計画です。特に、選定企業とセルトリオンの共同研究機会も模索し、次世代パイプラインの発掘など実質的な協力成果につなげる方針です。

KBICは、運営機関である神戸医療産業都市推進機構(FBRI)を通じて、スタートアップごとのカスタマイズ型アクセラレーションプログラムを提供します。研究開発(R&D)、特許・知的財産権、資金調達、事業戦略など多様な分野の専門家を企業ごとにマッチングし、実効性のあるコンサルティングを支援する戦略です。

さらに両者は、国内投資機関との1対1ミーティングやデモデーの開催など、資金調達の機会も提供する計画です。有望技術が研究段階にとどまらず、実際の商業化とグローバル市場進出につながるよう後押しします。

セルトリオンの関係者は「今回のプログラムは、韓国と日本の強みを結び付け、有望なバイオスタートアップの成長を支援する協力モデルになる」と述べました。

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