朝の空腹時にコーヒーを1杯必ず飲むけれど…「糖尿病を招く」って本当?

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[ワンカット生活情報]

写真=クリップアートコリア

朝をコーヒー1杯で始める人は多い。習慣として飲む人もいれば、睡眠中に働きが鈍っていた脳や臓器が、カフェインとともに目覚める感覚があるという人もいる。ところが最近、ソーシャルメディアには「シロップを入れていないアメリカーノでも、空腹時に飲むと糖尿病を引き起こす」という内容の投稿が上がった。本当だろうか。

まずは主張の根拠を整理しよう。コーヒーと糖尿病の関連をめぐる主張の要点は、カフェインがコルチゾールなどの血糖関連ホルモンの分泌を促し、肝臓にブドウ糖を作らせる(糖新生を促す)というものだ。

朝の空腹時にカフェインを摂ると、血糖の変動幅が大きくなる可能性

この主張のとおり、コーヒーに含まれるカフェインはコルチゾールなどのホルモン分泌を刺激し、肝臓に蓄えられたブドウ糖を血中へ放出させて、血糖値を上げる可能性がある。朝の空腹時はもともとコルチゾール分泌が多いが、そこにカフェインが加わると血糖の変動幅はさらに大きくなる。米国デューク大学の研究チームが学術誌 《Diabetes Care》 に掲載した研究によると、2型糖尿病患者がカフェインを摂取した場合、1日の平均血糖値がより高かった。

別の研究では、空腹状態でカフェインを摂取するとインスリン感受性が一時的に低下し、食後血糖反応が大きくなることが示された。専門家は、カフェインがインスリンの働きを妨げる可能性があると分析している。

「朝の空腹時アメリカーノ=糖尿病」と断定するのは難しい

ただし、朝の空腹時にアメリカーノを飲むことが糖尿病につながるとみるのは難しい。一時的な血糖変動と、実際に糖尿病へ進展することは別問題だ。何より、コーヒーについては相反する研究結果が報告されることもある。

慶北大学と釜慶大学の研究チームが、国際学術誌に発表された論文149編をメタ解析した結果によると、糖類を加えないコーヒーを1日3~5杯程度飲む人は、2型糖尿病のリスクが約20~30%低いことが示された。

コーヒーにはカフェイン以外にも、ポリフェノールなど体に良い成分が含まれている。抗酸化成分であるポリフェノールは、炎症や酸化ストレスを減らし、代謝の健康にも良い影響を与える。したがって、健康な成人であればコーヒーを過度に恐れる必要はない。

もちろん、同じ飲食物でも人によって反応が異なるため、コーヒーに注意したほうがよい人もいる。すでに糖尿病の人、または糖尿病予備群であれば、空腹時よりも食後にコーヒーを飲むほうがよい。空腹時血糖が高い人やカフェインに敏感な人も同様だ。胃炎や逆流性食道炎がある人も、胃腸への刺激を減らすために食後のコーヒーが勧められる。ストレスが強い人や睡眠不足の人も血糖変動が大きくなりやすいため、空腹時のコーヒーは避けたほうがよい。したがって、現在の体調が良くない場合は、疲れを取るために朝からコーヒーを飲む行動は控えたい。

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