「コーヒーに酢をなぜ?」…中国で大騒ぎのダイエット『この方法』、どんな効果があるのか?

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酢コーヒーは、ブラックコーヒーにリンゴ酢やフルーツビネガーを少量加えて飲む方法だ。写真=GPT生成

ブラックコーヒーに酢を混ぜて飲むというユニークなダイエット法が、最近中国のSNSで急速に広がっている。抖音(中国版TikTok)や小紅書を中心に、「朝の空腹時に飲んだら食欲が落ちた」「むくみが取れた」といった体験談動画が相次ぎ、いわゆる「酢コーヒー」が話題になっている。

実際、抖音には「リンゴ酢コーヒーダイエット」に関するコンテンツが多数投稿されており、小紅書でも空腹時ルーティン・むくみケア・食欲抑制の体験談タイプの投稿が拡散している。近ごろ中国ではZ世代を中心にダイエットや血糖管理への関心が高まっており、酢コーヒーもダイエットルーティンとして取り入れられているようだ。

カフェイン+酢の組み合わせ…「食欲抑制」への期待が拡大

酢コーヒーは、ブラックコーヒーにリンゴ酢やフルーツビネガーを少量入れて飲む方法だ。中国のSNSでは主に氷を入れたアイスの形で、空腹時や運動前に飲むルーティンとして紹介されている。人気の最大の理由は、食欲抑制効果への期待感だ。

コーヒーに含まれるカフェインは覚醒作用に加え、活動量を高めるのに役立つ可能性があり、酢の酢酸成分は食後血糖の上昇スピードを緩やかにするのに一部役立つ可能性がある、という研究も知られている。特に最近の中国では低糖・血糖管理の食事への関心が高まっており、酢飲料市場そのものも拡大傾向にある。

「痩せた」という声は多いが…実際は「むくみ軽減」の可能性

ただし専門家は、SNSで語られる劇的な減量効果は誇張されている可能性が高いと指摘する。酢コーヒーを飲んだ後に体が軽くなったと感じるのは、カフェインの利尿作用と空腹状態が重なり、一時的にむくみが改善するケースが多いという。体脂肪の減少は、結局のところ食習慣全体の見直しと運動量の確保がそろって初めて期待できる。

特に抖音では「1週間で数kg減った」といった刺激的な体験談動画も広がっているが、専門家はむくみ軽減による見かけ上の変化である可能性が高いと説明する。酢がダイエットの助けになることはあっても、脂肪を直接燃やすと考えるのは難しいためだ。

胃が弱い人は特に注意…胸やけ・歯へのダメージの懸念も

健康の専門家が最も懸念するのは胃への刺激だ。コーヒーはもともと胃酸分泌を促す飲み物だが、そこに酸性の酢まで加わると、胸やけや胃炎症状が悪化する可能性がある。普段から逆流性食道炎や胃腸疾患がある人は、症状が強まる恐れもある。

歯の健康問題も挙げられる。酸度の高い酢飲料を繰り返し飲むと、歯のエナメル質が弱くなる可能性があるためだ。実際、専門家は酢を原液のまま飲むのは避け、必ず水で薄めるよう助言している。

流行ダイエットの核心は結局「生活習慣」

専門家は、特定の飲み物1つだけで減量効果を期待するのには限界があると言う。酢コーヒーも、食事調整や運動なしに飲んだからといって痩せるわけではないと説明する。特にSNSの流行を空腹時に無理に真似するのではなく、自分の胃腸の状態やカフェインへの感受性をまず考慮すべきだ、という指摘も出ている。

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