「一歩引いて見つめてみて」…会社員の『燃え尽き症候群(バーンアウト)』対処法5つ

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退職したい理由を丁寧に見直し、自分の問題行動パターンを見つける など

仕事がつらくて手に負えず、強い疲労を感じ、仕事への情熱や達成感まで失ってしまう『燃え尽き症候群(Burnout)』 の状態なら、誰でも退職を考えてしまう。 写真=ゲッティイメージバンク
仕事がつらくて手に負えず、強い疲労を感じ、仕事への情熱や達成感まで失ってしまう『燃え尽き症候群(Burnout)』 の状態なら、誰でも退職を考えてしまう。 写真=ゲッティイメージバンク

仕事がつらくて手に負えず、強い疲労を感じ、仕事への情熱や達成感まで失ってしまう『燃え尽き症候群(Burnout)』 の状態なら、誰でも退職を考えてしまう。 しかし多くの会社員は、経済的な理由で仕事を辞められないことが少なくない。 どれほど仕事に意味づけをして熱心に取り組んでも、燃え尽きてしまうと誰でも無気力になりやすい。 退職まで検討する会社員が燃え尽き症候群を防ぐための対処法を紹介する。

◆ 退職したい理由を丁寧に見直す

今の仕事がつらいからといって辞めてしまうと、 今後はさらに多くの仕事を抱えることになるかもしれない。 臨床心理学者によれば、 新しい仕事を選ぶと、以前の仕事に比例して、たいていはより多くの時間を働くことになる。 そのため今の職場を離れる前に、 自分が退職を望む背景に何があるのかをじっくり考える必要がある。 抱えきれないほど業務量が多いのか、 それとも職場の人間関係や自分の性格が影響しているのか、よく見極めたい。

◆ 自分の問題行動のパターンを見つける

仕事に疲れ、嫌気がさしている場合、大半の要因は職場環境にあると言える。その一方で、自分の傾向を振り返る視点も必要だ。 たとえば、 誰に頼まれても断れない、あるいは、 ToDoリストの項目をすべて同じ重要度だと捉えてしまう癖かもしれない。 こうした癖は、職場を変えても燃え尽きを引き起こし続ける可能性がある。 自分の問題行動のパターンを見つけよう。

◆ 過度な『情熱』の追求, 一歩引いて見つめる

意味づけをした仕事は、無意味な仕事と同じくらい燃え尽きを招くことがある。 自分は何かに情熱を持っていると思っていても、 仕事の中でそれを見いだせない人は、満足度の低さ、 同僚との対立、 過重労働を訴える。 関連研究では、 最も情熱的な人ほど仕事もできるだろうと推測されたが、結果はその逆だった。 むしろ情熱的な人ほど長時間労働になりやすく、人生の他の側面をおろそかにしてストレスに圧倒されてしまう。

仕事で本当に必要なのは『意味』や『情熱』ではない。 自律性と有能感、 つまり自分の仕事の熟達度を高め、他者とつながっていると感じられることのほうが重要だ。

◆ 自分がコントロールできることにだけ力を注ぐ

ハーバード大学医学部の研究チームによると、 大企業の職場福利厚生プログラムは、最終的に欠勤、 業務パフォーマンス、 医療費などの主要な健康指標を改善できなかった。 重要なのは福利厚生プログラムよりも企業文化の変化である。 自分が関わるあらゆるシステムやプロセスを見直し、『自分は何をコントロールできるのか』『自分が影響を与えられるのは何か』『自分が絶対にコントロールできないのは何か』を整理してみよう。 そして少なくとも、自分がコントロールできることをコントロールするために努力したい。

◆ 仕事と切り離された、意味のある意味のある休息を取る

散歩や友人との電話程度ではなく、 意味のある休息が必要だ。 休息さえも『やるべきこと』と感じてはいけない。 昼寝でもドラムでも、休息は仕事とまったく関係のないものであるべきだ。 自分の好きな登山コースを友人に紹介するなど、他者と共有するのもよい。 短い時間でも、業務環境と切り離して本当の休息が取れれば、 仕事における適切な距離感も取り戻せる。

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