手放せないスマートフォン…不眠症と鬱病を引き起こす

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スマートフォン依存症の高リスク群、不眠症2.6倍・鬱病2.8倍増加

スマートフォンの過剰使用者は、そうでない人に比べて中等度以上の不眠症を経験する可能性が約2.6倍、鬱症状を経験するリスクは約2.8倍高いことが確認された。写真=AI画像

手放せないスマートフォンへの過度な依存が、睡眠不足はもちろん、鬱や不安を引き起こすことが客観的な数値で証明された。スマートフォン依存症の人は、そうでない人に比べて不眠症や鬱病を経験するリスクが最大2.8倍まで上昇するという結果が出た。

チョ・チョルヒョン高麗大学安岩病院精神健康医学科教授の研究チームは、不眠症の症状を訴える成人246人を対象に、スマートフォンの過剰使用リスクと睡眠・精神健康指標との関連性を分析し、この事実を確認したと9日に発表した。

今回の研究結果は国際学術誌 《行動依存症ジャーナル(Journal of Behavioral Addictions)》 の最新号に掲載された。

研究チームはまず、スマートフォン過剰使用スクリーニング調査(SOS-Q)を通じて研究参加者をスマートフォン使用高リスク群(141人)と低リスク群(105人)に分類した。この調査は「スマートフォンの使用が日常生活を妨げるか」、「使用できないときに焦燥感や不安を感じるか」など、依存の有無を判別できる項目で構成された。

その後、研究チームはスマートフォンアプリを通じて参加者の日常の睡眠時間、活動量、心拍数などの各種生体データを分析し、スマートフォンの過剰使用との関連性を調査した。

その結果、スマートフォン過剰使用高リスク群は低リスク群に比べて中等度以上の不眠症を経験する確率が約2.6倍高く、自分が感じる睡眠の質が著しく低い可能性も約2.4倍大きいことが示された。

精神健康指標では、その差がさらに顕著だった。高リスク群は主要な鬱病、すなわち鬱病を患うリスクが低リスク群より約2.8倍高かった。特別な理由もなく不安感を感じる不安症状のリスクも約1.6倍高いと分析された。

研究を主導したチョ・チョルヒョン教授は「研究を通じてスマートフォン過剰使用高リスク群と低リスク群の日常の睡眠・生体リズム・精神健康の違いを確認できた」と述べ、「不眠症の評価・管理過程でスマートフォン使用パターンなどのデジタル行動情報を考慮する必要がある」と強調した。

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