
カボチャ(栗かぼちゃ)とトウモロコシは、それ自体が脂質の多い食材ではありません。ただ、体重管理中であれば、調理の際に何をどれだけ加えるかまで目を向ける必要があります。なめらかで甘い「カボチャ(栗かぼちゃ)サラダ」や、飲食店で付け合わせとしてよく出てくる「コーンチーズ」には、マヨネーズやチーズなどが入ります。スプーンで1〜2口と食べやすい一方、量が増えるほど、副材料から摂取するカロリーや脂質も無視できなくなります。
トウモロコシにチーズだけ?…マヨネーズ・砂糖が入るコーンチーズ
刺身店や焼肉店で、熱い鉄板にのって提供されるコーンチーズは、甘いトウモロコシと、びよーんと伸びるチーズの組み合わせが魅力のメニューです。トウモロコシが大半を占めているように見えても、カロリーを押し上げるのは別の材料です。
食品医薬品安全処の食品栄養成分によると、生のトウモロコシは100g当たり118kcalで、脂質は1.5gです。炭水化物は23.39g、食物繊維は3.1g含まれています。コーンチーズはトウモロコシにマヨネーズとチーズを混ぜて作り、調理法によっては砂糖やバターを追加することもあります。トウモロコシ自体に炭水化物が少なくないうえ、マヨネーズやチーズなど脂質の多い材料も加わります。
実際に、ある食品メーカーが公開した2人分のコーンチーズの調理法では、スイートコーン1缶(198g)にマヨネーズ大さじ2と砂糖大さじ0.5、モッツァレラチーズ1袋を入れます。このレシピで作ったコーンチーズは、1人分当たり238.2kcal、脂質13.7g、炭水化物37.3gと示されています。飽和脂肪は3.3g、ナトリウムは503.8mgです。
トウモロコシ自体は脂質が高くない一方、マヨネーズとチーズを加えたコーンチーズでは脂質が相当分上乗せされます。特にチーズは、決まった量より多めにのせやすい食材です。ここにマヨネーズやバターまで多く使うと、スプーンで1〜2口食べているうちに、思った以上のカロリーと脂質を摂取することになります。
自宅でコーンチーズを作る場合、砂糖を必ず入れる必要はありません。トウモロコシ自体に甘みがあるため、砂糖を加えずにまず味を見てから、必要に応じて味付けを調整するほうがよいでしょう。マヨネーズとチーズも、風味付けに必要な範囲で適量を使うことが大切です。バターを入れるレシピであれば、マヨネーズ・チーズ・バターをすべて入れるのではなく、1〜2種類に減らして使うと、全体のカロリーと脂質の負担を抑えられます。

カボチャ(栗かぼちゃ)自体は脂質が少ないが…サラダになるとマヨネーズが変数に
カボチャ(栗かぼちゃ)は、独特の甘みとなめらかな食感から、サラダや間食としてよく活用されます。食品医薬品安全処の資料によると、蒸したカボチャ(栗かぼちゃ)は100g当たり66kcalで、脂質は0.84gです。炭水化物は15.45g、糖類は7.34g、食物繊維も5.1g含まれています。
ただ、カボチャ(栗かぼちゃ)サラダは、なめらかでコクのある味を出すためにマヨネーズが加わることが多く、さらに砂糖やオリゴ糖、レーズン、クランベリー、クルミ、松の実といったドライフルーツやナッツ類などが追加されます。カボチャ(栗かぼちゃ)自体に脂質が多くなくても、マヨネーズやナッツ類などが加われば、完成したサラダのカロリーと脂質は自然に増えます。
カボチャ(栗かぼちゃ)には、もともと甘みがあります。実際、蒸したカボチャ(栗かぼちゃ)100gには糖類が7.34g含まれています。したがって、サラダを作る際は砂糖やオリゴ糖を追加するより、カボチャ(栗かぼちゃ)本来の甘みを生かすのがよいでしょう。
マヨネーズも量を減らしたり、一部を無糖プレーンのギリシャヨーグルトに置き換えたりすると、コクとなめらかな質感を保ちながら、脂質とカロリーの負担を軽くできます。ナッツ類も、複数種類を一度に大量に入れるのではなく、適量を使います。
また、ドライフルーツを入れたうえで砂糖やオリゴ糖まで追加すると、甘みを出す材料が重なる可能性があります。それぞれ栄養面での利点はありますが、材料を増やすほど全体のカロリーも一緒に増える点を考慮する必要があります。