眠れないと血糖値が上がる? 血糖値を急上昇させる意外な原因6つ

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[ヘルススナック]睡眠不足や薬など、血糖値を押し上げる要因

睡眠が足りないと、血糖値を調整する機能が低下する可能性があります。写真=ゲッティイメージズバンク

血糖値は食事だけでなく、睡眠、ストレス、ホルモンの変化、服用中の薬、感染症など、さまざまな要因に左右されます。普段から食事内容をきちんと管理しているのに血糖値が想定より高い場合は、生活習慣や体調面も含めて点検が必要です。見落としがちな「血糖値の変動要因」を整理します。

◆ 睡眠不足

睡眠が不足すると、血糖値を調整する働きが落ちる可能性があります。研究では、睡眠時間が継続的に足りない人は、ブドウ糖の代謝能力が低下し、インスリン抵抗性が高まる可能性が示されています。

特に高齢者や糖尿病リスクが高い人では、睡眠不足が血糖管理に不利に働く可能性があります。1日7~9時間程度の十分な睡眠を確保することが重要です。

◆ 脂肪の多い食事

血糖管理では炭水化物だけでなく、脂質の摂取も重要です。飽和脂肪酸の多い食事は、インスリンの働きを一時的に弱めることがあり、その後に炭水化物を摂取すると血糖値がより急激に上がる可能性があります。揚げ物や加工肉のように脂肪含有量が高い食品は頻繁に食べず、適量にとどめるのが望ましいでしょう。

◆ 月経周期

女性は月経周期に伴うホルモン変化で血糖値が変動することがあります。糖尿病のある女性では、月経が近づくとブドウ糖値を調整する感受性が低下し、その結果、血糖値が上がることがあります。この時期に規則的に運動し、精製炭水化物や糖分の多い食品の摂取を減らすと、血糖管理に役立ちます。

◆ 薬

一部の薬は血糖値を上げたり、血糖コントロールを難しくしたりすることがあります。代表的にステロイド製剤は血糖上昇を引き起こす可能性があり、一部の利尿薬や抗うつ薬、経口避妊薬なども血糖に影響する可能性があります。糖尿病患者や血糖管理が必要な人は、新しい薬を服用する前に医療者へ相談するのが安全です。

◆ 水分不足

体内の水分が不足すると、血液中のブドウ糖濃度が相対的に高くなることがあります。血糖値が上がると尿量が増えて脱水が悪化し、脱水がさらに血糖値を上げるという悪循環につながる可能性があります。日頃から十分に水を飲み、暑い日や運動後は特に積極的に水分補給することが重要です。

◆ 感染症

かぜやインフルエンザ、尿路感染症などの感染症にかかると、体は免疫反応を活性化するためにさまざまな化学物質を分泌します。この過程で血糖値が普段より高くなることがあり、糖尿病患者では血糖変動の幅がさらに大きくなる可能性があります。体調が優れないときは血糖値をこまめに確認し、十分な休養を取るようにしましょう。

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