食後の血糖スパイクが続くと太りやすい? 脂質異常症リスクが高まる理由

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脂質異常症は高脂肪・高カロリー食だけでなく、炭水化物の過剰摂取も原因に

糖尿病予備群の場合、リンゴも1個を丸ごと食べず、半分以下に減らすのがよい。糖分が含まれているためだ。写真=クリップアートコリア
糖尿病予備群の場合、リンゴも1個を丸ごと食べず、半分以下に減らすのがよい。糖分が含まれているためだ。写真=クリップアートコリア

健康診断の結果を見て、思わず驚くことがあります。糖尿病、脂質異常症、高血圧のうち2つ以上が同時にあるというのです。心臓病や脳血管疾患につながり得る危険因子を複数抱えている状態で、注意が必要です。なぜこうしたことが起きるのでしょうか。背景には、食習慣や運動不足などの望ましくない生活習慣があります。遺伝も関与します。年齢とともに増えやすい基礎疾患について見ていきましょう。

炭水化物の食べ過ぎが続くと…脂質異常症の発症に影響

大韓糖尿病学会は、糖尿病、脂質異常症、高血圧などが併発しやすい背景として、共通する生活習慣の影響が大きいとしています。食習慣、運動不足、肥満、遺伝要因などが重なるケースも少なくありません。脂質異常症は高脂肪・高カロリー食だけでなく、炭水化物(ご飯、麺、パンなど)を頻繁に食べ過ぎることも影響します。炭水化物の過剰摂取は血糖スパイク(急上昇)の原因となり、体内に中性脂肪が多く蓄積される可能性があります。脂質異常症の予防・管理のためには、脂っこい食品だけでなく、炭水化物も適量にする必要があります。

塩漬けよりも…生野菜をそのまま、なぜ?

ナムルも健康的な副菜ですが、塩分が多くなりやすい点には注意が必要です。さまざまな野菜を生のまま、食事の前に食べる習慣をつけましょう。味付けはせず、オリーブオイルやエゴマ油を軽くかける程度にします。食物繊維が豊富な葉物野菜や根菜、アブラナ科の野菜(ブロッコリー、キャベツなど)をご飯より先に食べると、炭水化物の吸収が緩やかになります。ご飯や麺より先に胃の中で場所を占め、炭水化物の消化を遅らせることで、食後の血糖スパイクを防ぐ効果があります。果物も食物繊維が豊富ですが、野菜に比べて糖類が多い点は念頭に置きましょう。リンゴは食べ過ぎず、1/3〜1/2個以下にするのがよいでしょう。

ラーメンのスープを飲み干す習慣…塩分の多い汁は残す

脂質異常症の予防・管理のためには、高脂肪・高コレステロールの食品は控える必要があります。サムギョプサル、カルビ、肉の皮や脂身、加工肉(ハム・ソーセージなど)は飽和脂肪が多い食品です。コレステロールが多い食品は、内臓類、エビ、イカなどです。 揚げ物、チヂミなども注意して食べる必要があります。高血圧の予防のためには、塩漬け食品も適量に調整しなければなりません。塩辛類、漬物類、干物(塩漬けの魚)などです。キムチも塩辛すぎないように食べましょう。ラーメン、汁物、チゲなど、塩分が多く脂っこいスープは残すのがよいでしょう。

食後に長く座り続ける習慣は改めたい

医療界には「太ったら糖尿病を疑え」という言葉があります。肥満は糖尿病の危険因子です。食べ過ぎて動かないと、血糖が急上昇します。食後30分〜1時間の間に体を動かすのがよいでしょう。炭水化物が糖(ブドウ糖)に分解され、体の各細胞に取り込まれる際には、筋肉を刺激する必要があります。 ウォーキング、スクワット、かかと上げを行うのがおすすめです。時間がなければ10分でも立っていましょう。そうすれば血中の糖(血糖)が減ります。こうした習慣は血糖管理や脂質異常症の予防に役立ちます。特に食べ過ぎた場合は、長く座り続けないようにしましょう。

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