「すぐ温めてよく食べるけど」…簡便食品、男性には特に良くない?その理由は

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超加工食品の摂取量が増えるほど前立腺肥大症のリスクが上昇…植物性中心の食事には保護効果

簡便食品などの超加工食品の摂取が、男性の前立腺肥大症リスクの上昇と関連するという研究結果が示された。写真=ゲッティイメージバンク

簡便食品などの超加工食品の摂取が、男性の前立腺肥大症リスクの上昇と関連するという研究結果が示された。

中国・汕頭大学医学院第二附属病院の泌尿器科と、北京大学深圳病院のスポーツ医学・リハビリテーション医学科などからなる多施設研究チームは、45歳以上の英国人男性7万7951人を対象に約10年間、食習慣と前立腺の健康との関連を分析した。その結果、このような傾向が確認されたとして、国際学術誌《ニュートリション・ジャーナル(Nutrition Journal)》に最近発表した。

観察期間中、計7387人が良性前立腺肥大症(BPH)と診断された。研究チームは、食事に占める超加工食品の割合と、疾患発症リスクとの関係を比較した。

解析の結果、超加工食品の摂取割合が10%増えるごとに、前立腺肥大症の診断リスクは4%上昇することが示された。反対に、未加工の植物性食品の割合が10%増える場合、リスクは9%低下する傾向がみられた。

研究チームは「超加工食品を前立腺肥大症のリスク因子として確認した初の研究だ」とし、「食品全体に占める超加工食品の比率が高いほど前立腺の健康に否定的な影響がみられ、植物性食品の比率が高いほどリスクは低下した」と述べた。

超加工食品が前立腺肥大症リスクを高めるメカニズムとしては、慢性炎症、インスリン抵抗性、エネルギー代謝調節の異常が挙げられた。研究チームは、超加工食品は脂質・糖・ナトリウム含量が高い一方で、食物繊維やビタミン、生理活性物質が不足しやすく、代謝異常を引き起こす可能性があると説明した。こうした変化が前立腺の肥大につながる可能性があるという。

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