
急いでダイエットをしようとして、運動をせずにとにかく食べないことで体重を落とす人がいます。 もちろん短期間なら食べる量を極端に減らせば体重は減りますが、長期的には副作用に悩まされることになります。 ずっと食べないわけにはいきません。 ある時点で以前のように食事をし、お酒も飲むようになれば、 結局、元の体重に戻るのは時間の問題です。 減ったと思ったらまた増える「リバウンド」を招く、悪いダイエットを確認しましょう。
◆ とにかく食べないダイエット 〉 筋肉量が減り、太りやすい体質に
短期間で体重減少の効果を得るために、 断食を試す人もいます。 断食は不要なコレステロール値を下げ、インスリン抵抗性を改善しますが、 長期的にはダイエットの助けにはなりません。
食べないダイエットでは、まず脂肪ではなく たんぱく質をエネルギー源として使うため、 筋肉量が減ってしまいます。 筋肉量が減ると、 基礎代謝量も一緒に低下します。 基礎代謝量が落ちると炭水化物や脂質を効率よく消費できなくなるため、結局 太りやすい体質になります。 断食後に通常の食事に戻すと、以前より速いペースで体重が増えてしまいます。
◆ 運動なしのダイエット 〉 基礎代謝量が下がり、筋肉量も減少
体重を減らすには、消費カロリーが多ければよいのです。 つまり運動をしなくても、食べる量を減らせば体重は落ちます。 運動なしのダイエットは、食べないダイエットと同様に 基礎代謝量を低下させます。 筋肉の消耗が増え、次第に 太りやすい体質へと変わっていきます。
基礎代謝量は、1日のエネルギー消費量の 60〜70%に達します。 基礎代謝量が高いほど、カロリー消費に効果的です。 基礎代謝量を増やすうえで最も大きく貢献する身体部位は筋肉です。 筋肉をしっかり鍛えられる運動を行ってこそ、リバウンドのないダイエットが可能になります。
◆ 過度な 少食ダイエット 〉 結局、過食やドカ食いにつながる
ダイエット中でも、体に必要なたんぱく質や各種ミネラル、 健康的な炭水化物と不飽和脂肪は必ず摂る必要があります。 食事量が適切でないと、体は少ないエネルギーでも生きていけると 省エネ状態になりやすくなります。が 消費するエネルギーが少なくなると、残りは体内に 脂肪として蓄積される現象が起こります。 過食やドカ食いをすると、確実に脂肪として蓄えられてしまいます。
過度な少食は、結局 過食や ドカ食いにつながります。 食欲は人間の基本的な欲求なので無理に我慢すると、 結局 報酬心理によって、いつかより多くの食べ物を求めるようになります。 「1日くらいは大丈夫だろう」と考えてドカ食いをすると、結局リバウンドにつながる点に注意が必要です。