
ほのかな甘みとやわらかな食感が特徴のイチジクは、食物繊維をはじめ、ビタミンやミネラル、抗酸化成分などを含みます。寒暖差が大きくなる季節の変わり目には、健康的なおやつとして取り入れやすい果物でもあります。味わいと栄養を同時にとれるイチジクの代表的な効能を整理します。
◆ 老化予防に役立ちます
イチジクは抗酸化成分をはじめとするさまざまな栄養素を含み、果物の中では比較的カロリー負担が少ない部類です。イチジク1個のカロリーは大きさによって差がありますが、おおむね20~30kcal程度で、適量であれば体重管理中でも間食として活用できます。
イチジクに多い抗酸化成分は、細胞が酸化ストレスを受けるのを減らすのに役立つ可能性があり、エイジングケアの観点でも注目されています。ただし甘みのある果物である以上、一度にたくさん食べるのではなく、1~2個程度の摂取にとどめるのが望ましいでしょう。
◆ 美肌づくりと排便をサポートします

イチジクの抗酸化成分は、皮膚細胞を守り、健やかな肌状態を保つうえで前向きな影響をもたらす可能性があります。また食物繊維が豊富なため、腸の動きを助け、排便をスムーズにしてくれることがあります。
◆ ナトリウムの排出を助け、血圧を下げます
イチジクに含まれるカリウムは、ナトリウムと水分のバランス調整や、正常な血圧の維持に関与します。ただし腎機能が低下している人はカリウム摂取に制限が必要となる場合があるため、医療者に相談するのが望ましいでしょう。
◆ 肉の消化を促進します
イチジクを食べた後に、舌や口の中がピリピリしたり不快に感じたりすることがありますが、これはイチジクに含まれるタンパク質分解酵素のフィシンと関係しています。特に未熟なイチジクには、こうした酵素が相対的に多い場合があります。このようにイチジクにはタンパク質を分解する性質があるため、肉料理に添えたり、食後に適量を食べたりすると、消化を促進できることがあります。
