
ブラシは髪のコンディションを整えるために毎日使いますが、衛生状態まで意識している人は意外と多くありません。ブラシには髪の毛をはじめ、頭皮の角質、ほこり、皮脂、ヘア製品の残留物などがたまりやすいものです。汚れが付いたままブラッシングを続けると、それらの不純物を頭皮に再び付着させてしまいます。素材別のブラシの洗い方を確認しましょう。
汚れたブラシを使い続けると頭皮の炎症が悪化
ブラシは頭皮に直接触れるアイテムです。適切な洗浄頻度を守らないと、付着した汚れが頭皮へ移ってしまいます。特に女性は、洗髪の前後やヘア製品をつけた後など、こまめに髪をとかす機会が多いため、残留物がより蓄積しやすい傾向があります。
汚れたブラシを使い続けると、頭皮にも汚れがたまりやすくなります。細菌や老廃物が毛穴をふさぐと、炎症やニキビのようなブツブツが起こりやすくなります。洗髪してもかゆみが治まらない、髪がすぐ脂っぽくなるといった場合は、頭皮の炎症を疑ってみてもよいでしょう。頭皮に刺激や傷がある状態でブラッシングを続けると、毛嚢炎などの頭皮トラブルにつながることもあります。
ブラシの管理方法・洗浄頻度は?
ブラシはどのように管理すればよいのでしょうか。まず、ブラシに絡まっている髪の毛を、つまようじやはさみを使って取り除きます。その後の工程は洗髪に近い手順です。ぬるま湯にシャンプーを溶かして泡立て、ブラシを10〜20分浸します。シャンプーではなく重曹を使っても構いません。
次に、清潔な歯ブラシでブラシの目の間を軽くこすり、流水で洗い流します。洗浄頻度は少なくとも2週間に1回程度が目安です。ヘア製品をよく使う場合は、週1回の洗浄がおすすめです。
ただし、ブラシの素材によって注意が必要です。木製ブラシや天然毛ブラシは水に浸け置きせず、手早く洗うのがよいでしょう。木や天然毛は水分を吸うと変形しやすいためです。木は傷みやすく、天然毛はつぶれたり抜けたりすることがあります。
素材にかかわらず、洗った後はしっかり乾かしてください。水気を拭き取ったら、風通しのよい日陰で乾燥させればOKです。濡れたまま化粧台の引き出しに入れると細菌が繁殖しやすいので注意しましょう。直射日光は避けるのが無難です。紫外線によってブラシの目が曲がったり、変色したりすることがあります。
