バセリン、‘ここ’にも塗るの?意外な活用法5つ

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傷や傷跡を保護し、工具の潤滑剤としても使用できる

バセリンは石油から油を蒸留して残った残留物を精製した‘ホワイトペトロラタム(white petrolatum)’が主成分で、皮膚表面に保護膜を形成し水分の蒸発を減少させる役割を果たします。写真=ゲッティイメージバンク

ひび割れた唇や乾燥した手足をしっとりと保つバセリン(Vaseline)は、冬に特に愛される保湿剤です。バセリンは石油から油を蒸留して残った残留物を精製した‘ホワイトペトロラタム(white petrolatum)’が主成分で、皮膚表面に保護膜を形成し水分の蒸発を減少させる役割を果たします。

最初、バセリンは傷治療薬として発売されました。第二次世界大戦中、重度の火傷を負った兵士たちがバセリンのおかげで回復したこともありました。その後、皮膚の保湿にも効果が大きいことが知られるようになり、今のように保湿用として広く使われるようになりました。その他にもバセリンのさまざまな活用法を見ていきましょう。

◆ ポイントメイクアップリムーバーとして使用

バセリンは目や唇のポイントメイクアップリムーバーとして使用可能です。バセリンを綿棒に付けて目や口の中に入らないように注意しながら拭き取ります。メイクを落としながら皮膚を保護し、保湿効果も同時に得られるので一石二鳥です。

◆ 傷の部位の感染防止と傷跡保護

引っかいたり転んだりして傷ができた時や、あざができた時、または火傷を負った時に傷の部位を保護するために使用できます。しかし、細菌を殺したり傷治療効果があるわけではないので、感染防止のために一次的な応急処置用としてのみ使用すべきです。傷が完全に治った後、傷跡の部位に保護膜として使用すると外部の摩擦を減らすのに役立ちます。

◆ 工具と金物に潤滑剤として使用

バセリンは金物や工具の管理にも役立ちます。潤滑油の代わりに使用でき、水分遮断効果と表面コーティング効果があり、錆防止の役割も果たします。ドアのヒンジやジッパーがきしむ時にも使用できます。ただし、高速回転機械、高温環境、自動車エンジン部品などには使用してはいけません。工業用潤滑剤とは異なり、高温安定性や荷重分散能力が十分ではないからです。

◆ 香水の持続力を高め、染毛剤の着色防止

香水の持続力を高めたいなら、香水を吹きかける前にバセリンを塗ってみましょう。香水の揮発を遅らせ、香りが長持ちすることができます。セルフ染毛をする際にヘアライン周辺の皮膚に塗ると、皮膚をコーティングして着色を防ぐことができます。

◆ 皮膚の摩擦による擦れ防止効果

バセリンは摩擦を減らし皮膚を保護する役割も果たします。金属アクセサリーを着用する前に薄く塗布したり、シェービングクリームの代わりに使用できます。運動をする際に太ももの内側や靴のかかとに塗ると、摩擦による擦れを防ぐことができます。特に長距離ランニング、登山、自転車、ゴルフスイングのように繰り返し動作が多い時に効果的です。

毛穴が詰まる可能性があるため顔全体に厚く塗るのは避けるべき

注意すべき点は、ペトロラタムが水分を供給する成分ではなく、蒸発を防ぐ成分であるということです。したがって、乾燥した皮膚に単独で厚く塗るよりも、水分製品を先に塗り、その上に薄く覆う方法がより効果的です。

また、脂性・ニキビ肌では過度の塗布が毛穴の詰まりを引き起こす可能性があるため、顔全体に厚く使用することは推奨されません。特にシェービングクリームの代わりに使用する際は、シェービング後に残留物を洗浄することで毛穴の詰まりを防ぐことができます。

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