ワインで恥をかかないために…意外と間違えやすいマナー5選

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ワイングラスは、ふくらみのあるボウルではなく、下の支柱部分であるステムを持つのが基本です。手の体温が伝わるとワインの温度が変わる可能性があり、グラスに指紋も残るためです。写真=クリップアートコリア

ワインバーやレストランでは、ふと緊張する場面があります。どのワインを選ぶか、グラスはどこを持つか、スタッフが少量を注いだときにどう振る舞うか――迷いがちだからです。知ったかぶりで失敗しないか不安に感じる人もいるでしょう。ただ、必要以上に構えることはありません。基本をいくつか押さえるだけで、ワインはもっと自然に、スマートに楽しめます。

最初の一口の試飲は「ワインの状態確認」が目的

レストランでワインを注文すると、スタッフが先に少量を注ぐことがあります。好みに合うかどうかを評価する手順だと思われがちですが、主な目的はワインの状態確認です。コルク臭が強くないか、酢のような酸っぱいにおいがしないか――その程度を確かめれば十分です。問題がなければ、うなずくか、簡単に「大丈夫です」と伝えるだけで足ります。好みで銘柄を替えるための手続きではない点は覚えておきましょう。

ワイングラスはステムを持ち、乾杯は軽く

ワイングラスは、ふくらみのあるボウルではなく、下の支柱部分であるステムを持つのが基本です。手の体温が伝わるとワインの温度が変わる可能性があり、グラスに指紋も残るためです。また、ワイングラスは想像以上に薄く繊細です。ビールジョッキのように強くぶつけるのは避けたほうがよいでしょう。乾杯は、グラスを軽く持ち上げ、相手と目を合わせる程度で十分です。年長者がいる場や大切な席では、相手のペースに合わせるのが無難なマナーです。

テイスティングは 香りから 感じてみる ことが ポイント

ワインを飲む前に、グラスを軽く回す人を見かけることがあります。これはスワリングといい、ワインを空気に触れさせて香りを立たせるための動作です。その後、グラスに鼻を近づけて香りを確かめ、少量を口に含んでゆっくり味わえばよいのです。専門家のように複雑な表現を使う必要はありません。「さっぱりしている」「重厚だ」「まろやかだ」といった感覚がつかめるだけでも、ワインはぐっと面白くなります。

ペアリングだけ 分かっても ワインは もっと おいしくなる

ワインと料理の相性を指すペアリングは、思うほど難しくありません。魚介類やサラダのような軽い料理には白ワインやスパークリングワインがよく合い、ステーキやラム肉のような濃い料理には赤ワインが無難です。チーズもワインと相性のよい代表的な食べ物です。クリーミーなチーズは白ワインと、風味が強い熟成チーズは赤ワインと良い組み合わせになります。料理とワインのバランスを合わせるだけでも、満足度は大きく変わります。

空腹よりも、軽いおつまみと一緒に楽しむ

ワインは雰囲気のあるお酒ですが、あくまでアルコール飲料です。空腹で飲むと酔いが早く回ることがあります。チーズ、ナッツ、オリーブ、ハム類など、簡単なおつまみと一緒に楽しむのがおすすめです。特にたんぱく質や脂質を含む食品は、アルコールの吸収速度を遅らせるのに役立つ可能性があります。反対に、塩辛すぎたり刺激が強すぎたりするおつまみは、ワイン本来の味や香りを妨げることがあります。ワインを気持ちよく楽しむには、一緒にいる人との時間や場の空気も含めて、肩の力を抜いて味わうことが大切です。

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