
明るい色の衣類は、一度汚れが付くと簡単には落ちない。 衣類や寝具、カーペットなどは汚れが付きやすく、血液や尿、嘔吐物などをきれいに除去するには、汚れに応じた対処が必要だ。
汚れを落とす際は使い捨て手袋を着用し、 汚れの外側から内側に向かって拭き取り、周囲に広がらないよう注意する。 特に、塩素系漂白剤とアンモニアは絶対に混ぜてはいけない。 有毒ガスが発生するためだ。 吸い込むと健康に深刻な影響を及ぼす可能性がある。 汚れの種類別の落とし方を紹介する。
◆ ワインが付いたとき
衣類に付いたワインの汚れは、ぬるま湯約 1リットルに液体食器用洗剤 1/2ティースプーンと白酢 1テーブルスプーンを入れて混ぜた溶液に、 15分浸けておく。 その後、 消毒用アルコールを含ませた布で、汚れの中心から外側に向かって軽くこする。 酵素入り洗剤 1テーブルスプーンを入れた温かい湯約 1リットルに、 さらに30分浸けておく。
◆ 脇の汗ジミ
白い衣類に脇の汗ジミが黄ばんでできると、簡単には落ちない。 汗ジミを落とすには、冷水に浸けておくかスポンジで汚れを拭き取った後、酵素入り洗剤を混ぜた温かい湯に 30分ほど浸けておく。 その後、温かい湯約 1リットルにアンモニア 1テーブルスプーン、 液体せっけん 1/2ティースプーンを入れて作った溶液を汚れに吹きかける。 そして洗濯用洗剤またはせっけんを汚れに直接付けてこする。 最後に、可能な限り高温の湯で洗濯し、自然乾燥させる。
◆ 血液が付いたとき
衣類に血が付いたら、すぐに流水の冷水で洗い流す。 液体洗剤またはせっけんを汚れに付けてこすり、流水ですすぐ作業を繰り返す。 その後、衣類を冷水に 30分ほど浸けておく。 それでも汚れが残る場合は、少量の過酸化水素を付けて数分置いてからすすぐ。
◆ 尿, 粘液, 粉ミルク
まず残留物をこそげ取る。 ぬるま湯約 1リットルに液体食器用洗剤 1/2ティースプーンとアンモニア 1テーブルスプーンを混ぜる。 ここに衣類を 15分ほど浸けた後、布で汚れをやさしくこする。 その後、 さらに15分浸けてからすすぎ、 酵素入り洗剤に 30分以上浸けておく。 その後は通常どおり洗濯機で洗う。
◆ 嘔吐物
まずペーパータオルで拭き取る。 カーペットや家具の布地に付いた場合は、重曹で水分を吸収させた後、せっけん水で汚れが付いた部分をすべて清掃する。 衣類に付いた場合は、 洗剤と熱い湯で洗濯する。 洗濯機の設定で最も高温の湯を選び、最も長い洗濯時間で洗う。 最後に、 水約 3.7リットルに一般漂白剤 1カップを入れて混ぜた溶液で、汚れの周囲を消毒する。
◆ カビ
カビは素材を傷める可能性があるため、カビ汚れは早めに除去することが重要だ。 衣類にカビ汚れができたら、せっけんと水で洗ってすすいだ後、日光に当てて乾かす。 それでも汚れが残る場合は、レモン汁と塩を混ぜて汚れに塗り、屋外で乾かす。