「なぜ私だけ刺される?」蚊に刺されやすい人が今日からできる対策

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蚊は人を無作為に襲うのではなく、体温や呼吸、体臭、皮膚から出る化学物質などを感知して標的を探します。写真=クリップアートコリア

気温の上昇とともに、夜になると蚊のせいで寝不足になる人が増えています。同じ空間にいても、やたらと蚊に刺される人がいる一方で、ほとんど刺されない人もいます。蚊は人を無作為に襲うのではなく、体温や呼吸、体臭、皮膚から出る化学物質などを手がかりに標的を探します。日頃の生活習慣を少し見直すだけでも、刺される回数を減らす助けになります。

汗をたくさんかいたらすぐ洗い流す…体臭が蚊を呼び寄せます

蚊は汗そのものよりも、汗に含まれる乳酸やアンモニアなどの化学成分に強く反応するとされています。運動後や屋外活動の後に刺されやすくなるのは、この影響が考えられます。特に夏は体温も上がり、蚊の標的になりやすくなります。研究でも、体温が高く汗の分泌が多い人に蚊が集まりやすいことが報告されています。屋外活動の後は、できるだけ早くシャワーを浴び、汗で濡れた服は着替えるのがよいでしょう。

黒い服より明るい服…蚊は色も見ています

蚊はにおいだけでなく、視覚情報も利用します。特に黒や紺のような暗い色は熱をより多く吸収し、目立ちやすいため、蚊を引き寄せる可能性があります。海外の研究では、黒、赤、オレンジ系の色に蚊がより頻繁に近づく傾向が観察されたこともあります。一方、白やベージュなどの明るい色は、相対的に好まれにくいとされています。屋外の散歩やキャンプに出かける際は、明るい色の長袖を着て、皮膚の露出を減らすことが役立ちます。

ビール1杯でも影響?…飲酒後はより刺されやすい

夏の屋外でお酒を飲んだ後、やたらと蚊に刺されたと感じる人は少なくありません。一部の研究では、飲酒後に蚊の誘引が増える可能性があるという結果が報告されています。飲酒により皮膚の血管が拡張して体温が上がることがあり、呼吸量の増加によって、蚊が手がかりにする二酸化炭素の排出も増える可能性があります。特に夜間に屋外で飲酒する場合、蚊の活動時間と重なり、より刺されやすくなるため注意が必要です。

香水のつけすぎは逆効果…甘い香りが好きな蚊

「良い香りなら蚊も嫌がるはず」と考えがちですが、必ずしもそうではありません。一部のフルーツ系やフローラル系の香水は、昆虫を誘引する可能性があるという研究結果もあります。特に屋外活動の前に、香水や香りの強いボディミストを過度に使用するのは避けたほうがよいでしょう。その代わり、食品医薬品安全処の許可を受けた蚊よけ剤を露出部位に適切に使用することは、蚊の接近を減らすのに役立つ可能性があります。

就寝前に扇風機を回す…蚊取り剤・蚊取り線香も正しく使う

蚊は飛行能力が強い昆虫ではありません。そのため、扇風機やエアコンの風が継続的に当たる環境では、人に近づきにくくなります。また、室内温度が下がると体温の上昇も抑えられ、蚊を引き寄せにくくなる可能性があります。就寝前に網戸に隙間がないか確認し、室内に入り込んだ蚊を駆除することも重要です。

蚊取り線香や電子蚊取りマット、液体蚊取り剤も、蚊の駆除に有効な方法として挙げられます。ただし、密閉された空間で長時間使用するのは避けたほうがよく、使用説明書に記載された換気のルールを守る必要があります。特に乳幼児や呼吸器疾患のある人は、製品使用時にいっそう注意が必要です。

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