セルトリオン、仏ヘルスケア企業「ジフレ」を買収…欧州の薬局市場へ参入

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薬局での代替調剤・OTC営業を強化…5年間で追加売上2,500億ウォンを期待

セルトリオンは12日、114年の歴史を持つフランスのヘルスケア専門企業「ジフレ(Gifrer)」を買収すると発表した。これによりセルトリオンは、欧州における一般用医薬品(OTC)および健康機能食品市場へ事業領域を拡大できる見通しだ。

今回の買収は、セルトリオンのフランス現地法人が株式100%を取得する形で進められる。両社は今月中に行政手続きを完了し、買収を最終的に完了する計画としている。

ジフレは、フランス全土で9,000を超える薬局向け営業ネットワークと、約800の病院向け供給網を保有している。約140種類の一般用医薬品および健康機能食品のポートフォリオを備え、特に生理食塩水や歯のホワイトニング剤などは現地市場シェア1位を記録するなど、強いブランド認知を確立しているとセルトリオンは説明した。

セルトリオンは今回の買収により、フランス政府の「バイオシミラーの代替調剤」拡大政策に先手を打って対応できるとしている。代替調剤とは、医療機関での医師処方に対し、薬剤師が同一成分の医薬品を自ら選択して調剤・販売できる制度を指す。昨年は「アダリムマブ(製品名:ヒュミラ)」が代替調剤の対象医薬品に追加され、今年は「デノスマブ(製品名:プラリア/エクスジバ)」などの代替調剤承認が見込まれていることから、ジフレの広範な薬局営業網を活用して自社バイオシミラー製品群の現地浸透スピードを高める狙いだ。

事業領域の拡大とともに、業績の成長も見込まれる。セルトリオンは、ジフレが保有する製品群を通じて、今後5年間で約2,500億ウォン規模の追加売上を期待している。また、ジフレの流通ネットワークを足掛かりに、セルトリオンスキンキュアをはじめとするグループ各社の化粧品、健康機能食品、一般用医薬品を現地で展開し、他社のジェネリック販売権を確保してポートフォリオの多角化を進める計画だ。

セルトリオンの関係者は「ジフレを買収することで、フランス現地の制度変更に対する先行対応力を確保し、新規事業を拡大するなど『一挙両得』の効果を得ることになった」とし、「今後も国や地域の医療政策の特性に合わせ、当社の直販力強化につながる競争力のある企業に対するM&Aを積極的に推進していく」と述べた。

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