ハンソル病院、ロボット手術が月平均25件 8カ月で200例

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胆嚢・ヘルニアから直腸脱まで幅広く適用 20年の低侵襲手術の蓄積が土台

ハンソル病院の手術室には各種手術機器とモニターが備えられている。ハンソル病院は今年1月に導入した単孔ロボット手術システム「ダビンチSP」で、8カ月でロボット手術200例を達成した。 写真=ハンソル病院

ハンソル病院でロボット手術の実施が増えている。

保健福祉部指定の大腸肛門専門病院であるハンソル病院は3日、今年1月に最先端の単孔ロボット手術システム「ダビンチSP(Single Port)」を本格導入して以降、約8カ月でロボット手術200例に到達したと発表した。月平均25件のペースで手術を行った計算になる。

どの手術で最も多く使われたのか

内訳は、胆嚢疾患(胆石症、胆嚢ポリープなど)の手術が67例で最多だった。次いでヘルニア手術が59例、臍ヘルニア手術が37例。ヘルニア領域を合算すると96例となり、胆嚢疾患に次ぐ比重を占めた。さらに、骨盤内臓器が下方へ下垂する骨盤臓器脱(直腸脱など)を整復する仙骨固定術も31例実施した。

がん(CA)疾患の手術4例、大腸の一部を切除する結腸切除術2例など、難度の高い手術でも安定した成績を上げたとしている。

20年以上積み上げた低侵襲手術の蓄積が土台に

病院側は今回の成果について、ハンソル病院が2001年に腹腔鏡手術センターを開設して以降、20年以上にわたり積み上げてきた低侵襲手術の経験と技術が基盤になったと説明した。

2012年には臍1カ所のみで行う単一ポート腹腔鏡手術を先行導入し、2023年3月には多関節ミニロボット「アティセンシャル」を導入して翌年6月に300例を超えた。2024年8月には単一ポート腹腔鏡ヘルニア手術が5000例を突破した。ダビンチSP機器は昨年12月20日に搬入を終え、翌年の今年1月から実際の執刀が行われた。こうして積み上げた経験と技術力の上に、ダビンチSPを重ねた形だ。

ハンソル病院によると、2024年12月には保健福祉部の上級総合病院構造転換・専門協力病院にも選定された。病院の低侵襲・重症手術の実力が対外的にも認められていることを意味する。

ダビンチSP、何が違うのか

ダビンチSPは、1つの切開創から3D高精細カメラと3本の関節型手術器具を挿入して行う単孔ロボット手術システムである。狭い骨盤内や腹腔内でも多角的に柔軟に動く器具により、精密な剥離と縫合が可能になる。切開部位を最小限に抑えることで、痛みや出血、合併症リスクを低減し、患者の早期の日常復帰を後押しする。国内でも最近、複数の大規模病院や専門病院が順次ダビンチSPを導入している。

ハンソル病院は現在、大腸・直腸がんをはじめ、ヘルニア、直腸脱、直腸瘤、胆嚢摘出術、大腸・直腸の良性腫瘍など、大腸肛門および腹部疾患全般にダビンチSPを適用している。特に難度が高く、合併症や再発リスクが大きい胆嚢摘出術、直腸脱、直腸瘤の患者に対してロボット手術を積極的に活用しているとした。ダビンチSPを活用した研究論文を国際学術誌に掲載し、海外の医療従事者を対象とした手術見学プログラムも運営している。

ハンソル病院のイ・ドングン院長 写真=ハンソル病院

2011年に大韓大腸肛門学会の会長を務め、現在は同学会の諮問委員を担うイ・ドングン院長は、朝鮮大学医学部外科の助教授、成均館大学医学部の非常勤教授などを歴任し、カナダ・トロント大学医学部附属病院とデンマークのハレブ大学病院で大腸肛門外科の研修を受けた。

イ・ドングン院長は「2001年から続く腹腔鏡手術センターの絶え間ない研究と、5000例以上の単一ポート手術の実績などが、今回のダビンチSP200例の早期達成を支える確かな土台になりました」と述べ、「今後も高リスク・高難度の患者に、より安全で精緻な手術を提供し、大腸肛門および腹部疾患分野における単孔ロボット手術の拠点病院としての地位を一層確かなものにしていきます」と語った。

ハンソル病院は今後、ダビンチSPを適用する疾患の範囲をさらに広げる計画だ。

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