
夫の本当の姿は、妻が危機に陥ったときに現れるのだろうか?夫は真夜中に家が火事になったことを知ると、まず妻を気遣った。別の部屋で寝ていた妻を起こして避難させた後、自身は煙を過剰に吸い込み亡くなった80代の夫が注目を集めている。彼は寝ている最中に煙の匂いで火事に気づき、妻の元に駆け寄った。ぐっすり眠っていた妻を起こして避難させたが、自分は間に合わなかったのだ。もし自分が先に外に出ていれば、命を救えたかもしれない。
妻を起こして先に避難させるも...自分は間に合わず
先月9日午前2時頃、京畿道のある一戸建て住宅で火事が発生した。この火事で家の中にいた80代の夫が亡くなった。家の中には妻もいたが、避難して無事だった。火事は木材を燃料とする家のボイラー室で最初に発生したとされている。この時、別の部屋で寝ていた夫は急いで寝室に移動し、妻を起こして避難させたと考えられている。しかし、自身は煙を多く吸い込み意識を失い、間に合わなかったと推測されている。警察と消防当局は具体的な火災原因を調査している一方で、夫の遺体を解剖依頼し死因を確認中であると伝えられている。
家の中に煙が充満し、妻を思い出した...「あなた、早く逃げて!」
80代の夫は自分の命が危険な状況でも、まず妻を思い出した。「あなた、火事だ!」夫は小さな部屋から寝室に駆け込んだ。そして、まだ目を覚まさない妻を揺さぶって起こした。この時、夫はすでに多くの煙を吸い込んでいたようだ。妻が外に出る瞬間、夫は倒れてしまった。夫はその緊迫した瞬間にも、動作が遅い妻を優先したのだ。目が覚めても暗闇の中で出口を見つけられないかもしれないという不安が先立った。妻の避難を助ける一方で、夫は自分のことを気にかけることができなかった。
夫婦二人だけで20〜30年を過ごす時代...私の夫、妻は?
あまりにも悲しいニュースを聞き、改めて夫婦の老後生活を考える。息子や娘が結婚後に独立すると、夫婦二人だけで生活することが一般的である。20〜30年という長い年月を夫と妻が同じ空間で過ごさなければならない。子供が一緒に住まない場合、いわば「緩衝地帯」がなくなり、夫婦の性格がそのまま表れる。共に年を重ねる中で、夫が家事を全く分担しなければ、妻の心は焦りを感じる。それ以上に、一生酒やタバコを楽しんできた夫が脳卒中(脳梗塞-脳出血)などで体が麻痺し、一人でトイレにも行けないとしたら?夫婦が健康でなければ、快適な老後は消えてしまう。
「時々夫の顔を認識する妻をどうやって捨てられる?」
普段は情が薄い夫が、妻が認知症を患うと10年以上一人で介護する例がある。周囲からは介護施設を勧められたが、夫は動かずにいた。「時々夫を認識する妻をどうやって捨てられる?」というのが彼の考えだった。介護施設で肺炎などで死亡者が多く出ていることを心配していた。80代の夫は外部の約束はほとんどできず、毎日妻の介護に専念している。力が落ちるのを心配して、隙間時間に筋力トレーニングを行っている。「私が健康なのに、妻を他人に任せることはできない」という信念を持っている。夫は情は薄いが、真心(真実の情)はあるのだろうか?上記の80代の夫たちの話は「夫婦30年同伴時代」に多くのことを考えさせる。