
歌手兼俳優のスジと、俳優のイ・ヨウォンは、シミひとつない肌と若々しい美しさで知られている。2人はどちらも、肌のために少し変わった習慣を続けている。それが、洗顔後にタオルを使わないことだ。
スジはYouTubeチャンネル『ヘリ』に出演した際、「洗顔後に水気を拭かない」と話し、「タオルは良くないと聞いた」と明かしたことがある。イ・ヨウォンも番組出演時、タオルの代わりに「使い捨てのフェイスタオルで水気を軽く押さえて取る」と語った。洗顔後にタオルを使わない習慣は、肌にどのような影響を与えるのだろうか。
タオルは、使い方を誤ると皮膚バリアを損なう
タオル自体が必ずしも肌に悪いわけではない。ただし、使い方を間違えると刺激や汚染の原因になり得る。スジやイ・ヨウォンのようにタオルを使わなければ、摩擦を減らせる。
タオルで顔を強くこすると、皮膚表面に微細な傷ができることがある。皮膚バリアも損傷する。皮膚バリアが壊れると、肌のキメが乱れて乾燥しやすくなり、ハリも低下する。水分が素早く蒸発し、乾燥や皮膚炎などを招くためだ。
衛生面の問題も無視できない。タオルは一度使っただけでも、繊維の間に角質や皮脂などが残る。濡れた状態で湿気の多い浴室に掛けておくと、細菌やカビが急速に繁殖する。タオルが古い場合も、細菌が増えやすい。タオルは1年半を目安に交換する必要がある。
洗顔直後の2~3分以内に保湿を始めるべき
肌への刺激を避けるには、スジのようにタオルではなく手で顔を軽くたたき、水気を吸収すればよい。イ・ヨウォンのように顔専用のタオルを使ってもよい。ただし、顔用タオルであっても強くこするのではなく、やさしく押さえて水気を取ることが重要だ。
化粧水や保湿剤は、洗顔直後の2~3分以内に塗るのが望ましい。少し水気が残っている状態でスキンケアを始めてもよい。このとき、化粧品をむやみにたくさん塗る必要はない。複数の製品を重ねると、すべてが肌に吸収されず、かえって肌状態が悪化することがある。
表面に残った成分が酸素にさらされると過酸化脂質に変わり、老化を招く。化粧品2種類(化粧水・乳液)だけを使用した群と、4種類(化粧水・美容液・乳液・クリーム)を使用した群の肌を比較したところ、有意な差がなかったという国内研究結果もある。
