
韓国を訪れた外国人の方が感心するポイントの一つが、週末や祝日でも薬を入手できることです。祝日には、早めに閉まったり、そもそも営業しない国が多いためです。韓国では週末や祝日にも「当番薬局」を運営しているので、突然の体調不良にも対応できます。
休日でも当番薬局を運営:市民の負担を最小限に
当番薬局は、各地域の薬剤師会が順番を決めて運営します。週末や祝日、夜間に、突然の腹痛や風邪の症状でつらいものの、救急外来に行くほどではない場合は、当番薬局を利用できます。とりわけ外国人の方にとっては、旅行中の緊急事態でも利用できる点が大きな利点です。
ポータルから手軽に検索:外国人でも簡単に
当番薬局の確認方法はシンプルです。ネイバーや次のようなポータルサイトで「休日当番薬局ウェブサイト」を検索すると、自分の位置情報をもとに周辺の薬局を探してくれます。薬局名や道路名、町名でも検索できます。このサイトでは、薬局の営業時間や連絡先、動物用医薬品を取り扱っているかどうかなども確認可能です。
救急医療ポータル E-Gen:病院から薬局まで
「E-Gen」サイトでも、位置情報をもとにした病院と薬局の情報をまとめて確認できます。診療時間や連絡先に加え、救急外来を受け入れているかどうかも提供しています。切迫した状況に備えて、民間の救急車も検索できます。
自動体外式除細動器(AED)に関する情報も掲載されています。現在地をもとに、近くに設置されたAEDの使用可否や使い方を知ることができます。サイトでは、AEDの使用方法に関する情報もあわせて提供しています。
韓国の薬局の差別化ポイント:医療従事者の役割
韓国の薬局は、単に薬を販売する場所ではありません。薬剤師が症状を相談したうえで、適切な一般用医薬品を提案してくれます。服用方法や副作用についての説明も受けられます。さらに、病院を受診する必要があるかどうかについても相談できます。
ただし、薬局であらゆる薬を購入できるわけではありません。抗生物質などの医師の処方が必要な医薬品は、医師の処方箋が必要になる場合があります。したがって、強い胸の痛みや息苦しさがある場合は救急外来へ行かなければなりません。意識の低下、激しい出血、大きな外傷なども同様です。痛みやけがの程度が深刻なら、119番に通報して助けを求められます。
