子供たちも成長したのに「もう我慢できない」…60代以上の女性の離婚相談が急増した理由は?

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「生涯養ってきたのに無視された」…60代以上の夫の離婚相談理由

子供が独立した後、夫婦二人だけで20~30年を過ごす時代だ。些細な夫婦喧嘩にも上手に対処する必要がある。写真=ゲッティイメージバンク

60代以上の女性の離婚相談が大幅に増加したという調査結果が発表された。20年前の5.8%に過ぎなかった離婚相談の中で、60代以上の女性の割合が昨年22.1%に急増した。「夫の不当な扱い」などが離婚の悩みの理由として挙げられた。いわゆる「黄昏離婚」の幕が開けた形だ。60代女性の心にどのような傷ができたのだろうか?

離婚相談の年齢比率を見ると…60代以上の女性22.1%、20年前の4倍

韓国家庭法律相談所が9日に発表した「2025年相談統計」によると、昨年1年間で合計5万2037件の相談が行われた。年齢別に見ると、女性は40代(30.5%)が最も多かったが、60代以上も22.1%に達した。2005年には5.8%に過ぎなかった60代以上の女性の離婚相談比率が4倍に急増した。続いて50代(21.4%)、30代(20.2%)の順だった。男性の場合、60代以上が49.1%で最も高い割合を占めた。高齢者の離婚相談はますます増加している。

「子供たちも成長したのに、もう我慢できない」…夫の不当な扱い、言葉・身体的暴力

女性の離婚相談理由の半分以上(55.1%)が長期間にわたる「夫の不当な扱い」や「夫の言葉・身体的暴力」などを第一に挙げた。このような離婚相談理由は2022年以降、毎年過半数を超えている。依然として家庭内暴力が女性の主要な離婚考慮理由であることを示している。特に60代以上の女性の場合、数十年間にわたり言葉の暴力や身体的暴力を受けながら、子供の育成や生計の問題から離婚を先延ばしにし、子供が成人した後に相談所を訪れるケースが多いと分析された。

「生涯養ってきたのに、無視された」…60代以上の夫の離婚相談理由は?

60代以上の男性は「妻が突然家出した」、「生涯養ってきたのに無視された」という理由で離婚相談を申し込むことが多かった。離婚相談理由でも妻と夫の間の違いが明確に現れた。男性の離婚相談理由1位は「その他の婚姻を続けることが困難な重大な理由」(56.7%)で、長期別居・性格の不一致・配偶者の離婚強要・経済的対立・不誠実な生活・妻の家族との対立などが含まれていた。続いて「妻の家出」(29.0%)、「妻の不当な扱い」(7.4%)の順で現れた。

夫が退職後、家事分担はおろか…夫婦二人だけで20~30年をどう生きるのか?

長期別居を理由にした離婚相談を申し込んだ割合は、夫36.5%、妻16.9%と集計された。結局、長期別居は関係の断絶につながり、実際の離婚につながる可能性が高い。最も近しい関係である夫婦のコミュニケーションの断絶が最大の危険因子として分析される。特に夫が定年退職後に家で一緒にいる時間が多いことも欠点となる可能性がある。家事分担を巡って些細な夫婦喧嘩が大きな感情の争いに発展することもある。子供が独立した後、20~30年を夫婦だけで過ごす時代になった。60代以降、夫婦喧嘩を上手に対処する必要がありそうだ。一方、離婚相談を受けた人の中で最高齢者は女性88歳、男性90歳だった。

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