
冬は日差しが弱いので日焼け止めを省略しても良いと思いがちだ。しかし実際には真冬でも紫外線は肌の奥深くまで浸透し、色素沈着、弾力低下、乾燥の悪化を引き起こす。特に雪や氷に反射する紫外線は思ったより強く、室内でもUVAはガラスを通過して肌を老化させる。季節や温度に関係なく「冬でも日焼け止めを必ず塗るべき理由」を見ていこう。
冬でもUVAはそのまま…肌の弾力、シワに直接影響
冬にUVBは減少するがUVAはほぼ同じように肌に到達する。UVAは表皮を越えて真皮層まで浸透し、コラーゲンとエラスチンを損傷させ、シワや肌のたるみを加速させる。日差しが弱く見えても屋外に10〜20分いるだけで蓄積ダメージが発生する。スキー場や登山のように高度の高い環境ではUVAの強度が逆に高くなるのも特徴だ。
雪・氷の反射光で紫外線2倍…スキー場・登山は‘無防備な露出’
冬の雪・氷は紫外線を30〜80%まで反射する。特にスキー場では正面からの紫外線と地面からの反射紫外線が同時に入ってくるため、夏よりも肌のダメージが大きくなる可能性がある。頬骨や鼻周りの色素沈着が冬に濃くなる理由もこの反射光によるものだ。曇りの日でも反射光は大きく減少せず、油断しやすい。
暖房で乾燥しているのに紫外線まで…‘内側の乾燥 + 色素’発生
暖房で乾燥した肌はバリアが弱くなり、水分が簡単に失われる。この状態で紫外線が当たるとメラニン生成がより活発になり、シミやそばかすが悪化する可能性がある。熱い空気と紫外線が重なると肌の内部の水分まで蒸発し、ざらつきや赤み反応が起こりやすくなる。日焼け止めは紫外線を防ぐだけでなく、風やほこりから肌を守る役割も果たす。
室内でもUVAはガラスを通過…‘オフィスのシミ’を引き起こす
UVAは波長が長いため、ガラスをそのまま通過する。冬は室内にいる時間が長いが、窓際で受けるUVAの曝露が光老化を蓄積させる。長時間の運転、オフィスの窓際、カフェの窓際に座る習慣だけでも色素沈着が増える可能性がある。冬の室内生活でも日焼け止めが必要な理由はまさにこのUVAによるものだ。
曇りの日も80〜90%到達…冬の油断が色素沈着を生む
曇りの日には紫外線が弱いと感じるが、雲は紫外線を完全に遮断することはできない。実際には70〜90%の紫外線が肌に到達し、繰り返し曝露されると色素が徐々に蓄積される。通勤、散歩、昼食の移動など短い外出が蓄積され、春になるとシミやそばかすがより濃く見える理由だ。冬の小さな油断が色素沈着の変化を生む。
